キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

花の礼文島へ日本のエーデルワイス(礼文ウスユキソウ)に会いに行く。

 礼文島は北海道の最北端にある島です。スイスの国花エーデルワイスは、自生しているものを見ることはほとんどできない状況にあります。礼文島には日本のエーデルワイスが自生しているお花畑があるのです。高山植物であるエーデルワイスが高山でない場所で花を咲かせる希少な場所です。大切にして見せていただきましょう。

想定外のプレゼント

 今日は少し雨に降られました。その代わりと言うにはあまりに嬉しいプレゼントがありました。花は見に行くことができますが、このプレゼントは見ようと思ってもなかなか見ることができないです(ガイドさんも一緒に写真を撮りましたよ)。それは「雲海に浮かぶ利尻富士」です。

たくさんの高山植物でパニック

 「ガイドさんの説明を動画収録しておけばよかった」と後悔しています。ガイドさんが説明している時はビデオをON。その後ビデオをオフにして写真を撮る。この操作を繰り返せば花の名前や由来などを間違えることなく記録できたことに気づきました。皆さんはぜひビデオと写真を組み合わせて散策を楽しんでください。

日本のエーデルワイスことレブンウスユキソウへGO

 キューピーが辿った行程は、約8km(4時間弱)のコースでした。礼文林道の入り口の標高は100m、ウスユキソウの群生地の標高は200m、ゴールの香深井50mと非常になだらかな道のりでした。標高差100m位ですが下の写真の様に高山帯と森林帯を歩きます。

礼文林道の入り口から群生地を抜けて樹林帯を抜けてゴールです。
レブンウスユキソウです。小さいなかわいい花です。

 群生地は斜面になっていて一人が通る道幅しかありません。霧が出ていて小さな白い花が良く見えるとガイドさんも絶賛でした。写真を拡大していただくと小さな白い花が一杯あるのがお分かりいただけます(写真が下手で伝わらないかなあ。申し訳ないです)。

左の写真は斜面左手(中の写真は左の写真をアップで撮影しました)。右は斜面右手です。

 

キューピーと花々のショット

左からカラフトゲンゲ、オニシモツケ、ヨツバヒヨドリ
左からキンミズヒキ、クモキリソウ、シラネニンジン
左からチシマアザミ、エゾナデシコ、オオハナウド?
雨がぱらついたら大きな葉っぱの下に隠れましょ!
ミズバショウの大きな葉っぱ。こんなに群生してます。花を見たい。

礼文島で花を見るのに適した天気は・・・

 この島を訪れるまでどんな時でも晴天が一番良いと思い込んでいました。ガイドさんによると太陽の光のもとで見ることができる花が一輪としたら、曇りの時は10輪、霧だと100輪を超えるお花畑が見えるそうです。花びらが太陽の光を反射するため見えにくいということだそうです。花を見るのであれば晴天でないことを憂うことなくよろこびましょう。

礼文島に高山植物が育つ環境は・・・

 礼文島に3泊しましたがお天気の移り変わりが早く、日が差したと思ったら曇り、霧が出てあっという間に真っ白の世界になります。この頻繁に発生する霧が太陽の光を遮り、地上の温度上昇を防ぐことにより夏の暑さから花々を守る役目を果たしています。晴天が続く島だと今の高山植物に適した環境を形成することはできんかったということですね。霧よありがとう。

礼文島に行くなら

 礼文島の固有種はレブンアツモリソウです。礼文島で花の先陣を切って咲きます。お花畑を見るには早い時期です。

レブンアツモリソウのオイル漬け標本と塩漬け標本(レブン高山植物園)

黄色いエゾカンゾウの花畑を見るなら6月末です(7月11日時点で2週間前が満開ということでした)。レブンウスユキソウを見るなら7月です(7月11日時点で素晴らしい花畑を見ることができました)。エゾカンゾウは少ないですが、別の花畑が広がっています。

エゾカンゾウと花畑?(道路わきの斜面です)

花を見るならガイドをお願いしよう

 自由に花を求めて散策も楽しいですが、ガイドさんの説明を聞きながら散策することをお勧めします。同じ紫色の花だと思っていても違っていたりするのです。疑問にもすぐ答えてもらえます。花のガイドツアーもよいですが、プライベートガイドもGoodです。自分たちの要望と健脚度に合わせて散策ルートを選んでもらえます。ツアーだと説明の声が聞こえなかったり、行きと帰りのルートが同じであったりします(ツアー時間の関係だそうです)。いろんな花のお話や鳥の話、島の現状など楽しい4時間があっという間に過ぎました。今回お願したのは「礼文ガイドサービス」でした。
 礼文島で宿泊したお宿が素晴らしかったです。次回紹介します。

思い出の北海道

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おまけ

 カタツムリと初対面