佐渡いえば金山とトキを思い浮かべますが、今回は自生する黄色い花を見に行ってきました。佐渡で黄色い花といえば「トビシマカンゾウ」です。「トビシマ」は山形県にある「飛島」が名前の由来です。国内では佐渡島と飛島にでしか見ることができません。この花は海岸線の断崖に群生します。同じように岩百合も断崖で自生しています。ちょうど群生しているトビシマカンゾウと岩百合の満開の様子を見ることができました。
ファッション
今日はカラフルな横じまのTシャツとお揃いの生地を使ったキャップにデニムを合わせました。このTシャツとキャップは100円ショップで購入したソックスを使っています。100円ショップでこのソックスをキューピーが気に入ったのですが、キューピーの足には大きくて合わないため、改良してTシャツにしました。首まりのリブがソックスの開口部のリブです。
トビシマカンゾウ(大野亀)
佐渡島で「トビシマカンゾウ」が群生しているのは、島の北に位置する高さ167mの一枚岩「大野亀」と言われ場所です。これが一つの岩なのかというほど大きな岩です。この裾野にオレンジ色の「トビシマカンゾウ」が群生していました。
緑のベースの上にオレンジ色の花を敷き詰めた絨毯のようでした。表現がイマイチでごめんなさい。この地がMichelinグリーンジャポンに登録されているとは知りませんでした。
園内の展望台から左右に遊歩道がわかれています。二つ亀を眺めて歩く右ルートがお勧めです。
岩百合(藻浦崎)
「トビシマカンゾウ」と岩百合は、一見すると同じオレンジ系の花でよく似ています。「トビシマカンゾウ」はスッとした背丈が高く細い茎です。岩百合は背が低く茎ががっちりしていて葉が密集し、花は空に向かって咲きます。可憐でありながら力強い花です。道路沿いの岩場に咲いている姿を見ることができますが、今回は「藻浦崎」に行きました。キャー、群生しています。遊歩道で区切られることなく接近して眺めることができました。最初は「トビシマカンゾウ」と岩百合の区別がつかなかったのですが、花の色と茎の違いを理解すると車窓からでも識別できるようになります。
大野亀と藻浦崎を結ぶルート
大野亀から藻浦崎へは、海岸線を行くと素晴らしい景色を眺めることができます。ただし、海岸線の岩を手彫りしたトンネルがいくつかあるので大型車はお勧めできません。対向車とのすれ違いも気を使います。運転には注意してください。
途中の峠を登りきったところから一気に海岸まで下ります。通称「Z坂」と言われているそうです。佐渡国際トライアスロンのバイクルートで有名な難所だそうです。この坂を自転車で登るなんて想像できない程過酷だと思います。
「藻浦崎」までには滝や漂流してきた浮きをオブジェにしておられる場所もあり楽しめます。「藻浦崎」や「Z坂」はあまり地図に掲載されていないので下の地図を参照してください。
花の旅