熊本県山鹿に行ってきました。山鹿は重要文化財「八千代座」と山鹿灯篭が知られています。「八千代座」は明治に建設された芝居小屋で現在も歌舞伎役者の方々の公演が開催されています。小さい芝居小屋なので役者と観客の距離が非常に近いです。かぶりつきで見たいです。山鹿灯篭と言えば8月に行われる「山鹿灯篭祭り」を思い浮かべます。千人の女性が頭に「金灯篭」をかかげて踊られるそうです。重くないのかな。
八千代座の見学
「八千代座」は昭和に入り映画やテレビの影響で客足が減り荒れ果てていた状況を地元の方が中心になり復興されました。その陰には、歌舞伎役者で人間国宝の坂東玉三郎さんのご尽力もありました(平成2年から毎年のように公演されています)。
現在も歌舞伎役者の方々の公演が開催されています。ちゃんと奈落もありました。
小さい芝居小屋なので役者と観客の距離が非常に近いです。歌舞伎座とは違う迫力があるんだろうなと想像しました。公演がないときは自由に見学できます。
八千代座は個人でも申し込めるのでステージでカラオケもできるそうです。キューピーは、舞台に立った姿を思い浮かべ何を歌おうかなと考えてしまいました。
山鹿灯篭
お盆のころ8月15日・16日に開催されるのが山鹿灯篭祭りです。特に千人灯篭踊りが見どころだそうです。山鹿灯篭民芸会館にいくと灯篭製作や踊りの継承、祭りの映像を見ることができます。この民藝会館は見時期に建てられた銀行です。ノスタルジックで素敵な建物です。千人の女性が頭にのせて踊る姿は圧巻です。女性が頭に乗せている灯篭は「金灯篭」といい、灯篭は和紙と糊だけで製作されています(女性が頭にのせて踊るので重いものはだめですよね)。
キューピーも灯篭をかぶってみました。
おまけ
南阿蘇鉄道は2016年の熊本地震で運転を見合わせていました。今は全線運転しています。トロッコ列車には乗れませんでしたが、車窓から見る美しい景色に癒されました。
くまモンのおまけ