白絣の端切れをWebサイトで見つけて浴衣を仕立てて欲しいとおねだりしました。金魚柄のシアサッカー生地（しじら織）、二重ガーゼ生地などの浴衣を作ってもらいましたが、日本の伝統生地を使った浴衣を着たいという気持ちが膨らみました。色で絣を大別すると白絣と藍絣があります。暑い夏を涼やかに見せる白絣が気に入りました。
チョー端切れで製作する浴衣
端切れ1枚の大きさが16cm×24cmと記された端切れセットでしたが、このサイズに満たないものもありました。また、浴衣1着に端切れ4枚の想定でしたが、3枚しか使えない状態でした（失敗談を参照してね）。既存の型紙をそのまま使って浴衣を完成させることはできません。どこかで生地を繋ぎ合わせれば、何とか浴衣のような着物を作ることはできるかもしれません。
異なる柄を組み合わせたパッチワーク浴衣をつくる方法も考えました。白絣の柄を活かすために、パッチワーク浴衣案は却下しました。生地を繋ぎ合わせた箇所がわからない型紙を作りましょう。完成した浴衣を想像しながら新しい型紙をつくりました。キューピーママは、この型紙を描いている時「建築家が図面をひく気分（よくわからないですが）」を味わえたそうです
完成した浴衣の評価
端切れを繋ぎわせた箇所を見せない浴衣の型紙を制作した点は合格です。また、子供らしく肩上げもしました（身頃と袖の縫い合わせが容易になりました）。これなら合格点以上だね。
「絣」は思った以上にシャリ感があり、キューピーの腕の短さが相まって案山子のようになってしまいました。
後ろの襟首も詰まって暑そうです。あ～～、誤算でした。要改良です。
型紙
型紙は下記の2枚です。PDFデータは「Googleドライブ」からダウンロードできます。
これまでに着た浴衣
浴衣姿は一人より大勢がいいなあ。夏祭り、盆踊り。
白絣のハギレ購入失敗談
16cm×24cmサイズ、10種類の柄を組み合わせた写真入りセットがWebサイトに表示されていたので、4セット購入すればキューピーにおねだりされた浴衣を製作できると判断して購入しました。手元に届くと3セットは同じ柄のパターンでしたが1セットは写真とは全く別物でした。その上、サイズもバラバラでした。「う～～ん。困った。」皆さんも「和装小物」を購入される場合は十分気をつけましょう。確認の問い合わせなどをするのがベターと思います。何千円もかけて浴衣出来ないじゃあショックです。信頼のおけるサイトから購入することが大切と思い知らされました。
