日本の夏を彩る浴衣生地の代表ある白絣の浴衣を製作した残り生地でワンピースを作りました。とっても着心地よさそうで暑い夏も爽やかそうに見せてくれる一着ができました。見ている人とキューピーの身も心も涼やかになります。
失敗は成功の基
裁断した布端にほつれ止めのピケを塗っていますが、縫い代の始末のためにチョー薄地の裏地を付けています。スカートの長さが足りず、型紙の「わ」のところで継いでしまいました。そのため縫製箇所が前身頃の中心にきてしまいました(裁断後に気づきました)。失敗!
失敗を隠すため、雨の日に使う傘と一緒に撮影しました。この傘は、キューピーママの妹(キューピーの叔母様)に作ってもらいました。こんな傘に囲まれたら白絣のワンピースの存在が薄くな、失敗した部分に目がいかず気にならなくなりました。これで気分も「ウキウキ」です。雨の日も爽やか!
ドール服製作に役立つ道具
ドール服は小さいので待ち針もズレやすいです。ズレを小さくしてくれる優れものがあります。100円ショップの待ち針でも良いですが、お勧めする使ってみてください。お勧めする待ち針は、「パッチワーク待ち針[細]」(クローバー)です。針が細いので薄い生地や細かい箇所にも固定しやすいです。
小さいカーブに対応できるアイロン台です。スカートやパンツ、袖などの筒状の衣服のアイロンに使用される「仕上げ馬」というものがあります。ドール用サイズがあると重宝します。身頃のウェストや背のカーブにもピッタリです。
型紙
表地と裏地は同じ寸法にしています。A4サイズ1枚で印刷完了できるように表裏の型紙を描いています。袖付け周りと首周りの縫い代に付けている線は「切り込み線」です。カーブになっているので布がつれないようにするためです。5㎜間隔で3~4㎜深さの切り込みを入れます。
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