2024年最初のドレスはチョーかわいいフリフリスカートでした。キューピーのかわいさを存分に発揮できる仕上がりでした。今回は、大人っぽさをさらに強調するためにゴージャスなレザータッチの生地を使ったタイプを製作しました（季節外れのクリスマスみたいになってしまいました。あ～～～！）。製作の手順も解説していますので一緒に作りましょう！
ファッション
このドレスのポイントは大人かわいいです。フリフリのスカートでチョーかわいさを、キューピーの胸にピッタリ沿うビスチェ風のトップが大人っぽさを演出しています。サテン系の布にレザータッチ風の加工が施されたゴールド系の生地を使用したのでより華やかになりました。
製作上のポイント
型紙のパーツは少ないですが、スカートにボリュームがあるため布が沢山必要です。
ビスチェ風のトップ：トップは胸の形をきれいに見せるため表地に薄手の接着芯を貼りました。前身頃の2か所の切り替えを縫って縫い代を割り、アイロンしっかりかけます。裏地も同様に作り、表地と裏地を中表に合わせ、ウェスト側を除いて縫い合わせます。
スカートの裾：裾の始末はほつれ止めを塗って5㎜の縫い代でステッチをかけるのが本道です。裾が円ですのでステッチをきれいにかけるためには軽くギャザーを寄せることになります。キューピーママはお裁縫初心者なので、外周が455㎜の円を4枚つないだ1820㎜のステッチをきれいに仕上が江ることができません。今回はポリエステル系のサテン生地を用い、ヒートカッターでカットすることにしました。刃が熱いので裁断面が溶融してほつれにくくなります。
ギャザーの工夫：きれいなギャザーに仕上げるためには、針目を少し大きくし間隔をあけて2本平行にギャザー用のステッチをかけます。1本は布端から2㎜、もう一本は布端から7㎜、本縫いはこの2本のステッチの間（布端から5㎜）になります。
ステッチは円に沿っているので生地が斜め（バイアス）になり伸びやすく縫い難いです。そこで、4枚の生地は大きめに粗裁ちして、縫い代5㎜でつなぎ合わせます。縫い代を割ってアイロンでしっかり押さえておきます。この生地の上に型紙を貼り（スプレー糊を使います）、型紙の上から一気にギャザー用のステッチをかけます。ステッチを2本かけたら型紙どおり裁断し、ギャザーを寄せます。
中心にしっかりギャザーを寄せてしまってから、前中心、両脇の順にトップのウェストに合わせてギャザーをひろげていくときれいに仕上がります。
トップの裏地の処理は2つの方法があります。①スカートの縫い代を身頃側に倒し押さえミシンをかけるときに一緒に縫ってしまう。②押さえ縫いの時は裏地を縫わず、後で手縫いで綴じる。やりやすい方法を選んでね。
型紙
型紙はこちらです。スカートは円の型紙のつなぎ具合で表情が変わります。スカート丈を長くしてお姫様のようなエレガントな表情にしたい場合は、円の型紙を2枚繋ぐといいと思います。次回チャレンジしますね。
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