ハロウィンにはどのような衣装を着るか迷いました。ちょうどドール服製作教室でAI人形「ミーガン」の衣装を製作することになりました。キューピーが着るとかわいすぎて「ミーガン」の印象とはかけ離れてしまいました。なぜ、キューピーが着るとかわいくなるかといえば、ポッコリお腹の赤ちゃん体形に原因があると思われます。
ファッション
インバーテッドプリーツワンピースです。インバーテッドとは「逆さ、反対」という意味です。インバーテッドプリーツは、ボックスプリーツを裏返した形でひだ山が突き合せになった形です。今回はこのプリーツがを前後の身頃に計4か所配置しています。
ワンピースは、プリンセスラインの切り替えになっています。AI人形ですが、人のエレガントさを表現するための切り替えかもしれません。
生地はベージュのギャバジンです。衿は、台付きのシャツカラーです。袖山にタックをとったパフスリーブですが、キューピーは腕が短くてパフスリーブ感が少ないです。
長袖の代わりにアームカバーを製作しました。momolita先生は、「リストバンド」と呼んでました(キューピーの場合は腕が短くてアームカバーには見えません)。先生、ピッタリな表現です。
ワンピースの胸元にはリボンを付けました。白いタイツは、先生とアシスタントさんの合作です。キューピーの体型に合うタイツの製作は初めてだったそうです。型紙があるので次からキューピーママも製作できます。
製作ポイント
後身頃と後の脇身頃を中表に合わせ、肩からタック止まりまで縫います。三角のマチ(プリーツの内側部分)と後身頃のあきを中表に合わせ、マチの型紙に沿って三角の頂点から裾まで縫います。片側が縫い終わったら反対がのタック部分も縫います。
袖の型紙は表地側に貼ります。袖口に接着芯を貼り、出来上がりに折って縫います。袖のタックを型紙どおりに折りタックを固定するため縫い代の内側に仮止め用ミシンをかけておきます。袖の型紙を外していせ込み用のギャザーステッチを少し大きめの縫い目(2.2㎜程度)で縫い、いせます。
次に製作する時
キューピーには台付き衿がちょっときつそう見えるので前身頃のネックポイントを少し下げたいです。キューピーには首がなく、頬の下が鎖骨(?)になっているため衿付け周りを大きくとる必要があります。作ってみないとどんな感じかわからないです。今回は2㎜下げれば良いと思われます。
キューピーは、このワンピースのタック止まり当たりから急にお腹が出っ張っているためちょっと窮屈そうに見えます。先生から身頃の裾を広げると良いというアドバイスをいただきました。裾周りの広がりを何㎝にしたいか、どんな広がり方にした以下によって広げる場所と大きさを決めることにしました。前後のタック部分で各2㎜広げるとすると、1タック左右合わせて4㎜が4タックですから16㎜大きくなります。この拡大方法は、キューピーの体の前後への広がりになります。脇の裾を広げると横方向に広がります。どんな形にするか楽しみです。早く作りたいです。
憧れのお友達
プライスちゃんはドール服製作教室のお友達です。抜群のスタイルとパッチリした瞳にキューピーは、胸キュンキュンです。
型紙
とってもかわいいキューピーのハロウィン