お腹がぽっちゃりしているキューピーをスッキリ見せるパネルラインが素敵なセーラーカラーのティアードフリルドレスです。レースの配分とスカートのギャザー分量を変えて3着製作しました。キューピーはどのドレスが好みですか?キューピーママはスカートの分量少な目が好きです。なぜなら、縫製距離が短くなるからです。
ファッション
セーラーカラーとフリルとギャザーがいっぱいのティアードスカートが印象的なワンピースです。身頃のパネルラインは、ウェストを細く見せる効果とクラシックな感じを演出します。
通常、パネルラインの役割は、身頃の胸のラインをソフトに見せウェストの細さを強調するためのものです。キューピーは、ぺちゃんこの胸からぽっこりウェストへのラインをなだらかに大きくする役目を果たします。後身頃で衿が重ならないよう持ち出しを付けています。
スカートは三段で構成しています。一段目と二段目の長さは17㎜、三段目は25㎜です。三着ともこの構成は同じです。ギャザー分量となるスカートの横幅を変えました。①一段目と二段目が500㎜(50センチ)、三段目が800㎜(80センチ)、
②一段目と二段目が400㎜(40センチ)、三段目が600㎜(60センチ)
③一段目と二段目が350㎜(35センチ)、三段目が500㎜(50センチ)です。
出来上がりのボリューム感が違うので、お好みのサイズで作ってください。ギャザーの分量を間違えないため①と③はピンクの生地、②はブルーの生地を使っています。
身頃の部分には表地と同じ布で裏を付けています。
注意してね
今回は3つのスカートのギャザー分量で製作しましたが、布の厚みや硬さによって変わってきます。①と②のドレスは、スカートに霧吹きで水分を与え、手で押さえて広がりすぎないようにすると落ち着いた感じに仕上がります。スカートのひだの奥行を大きくし、横に広がりすぎないボリュームを演出しています。今回使用した布は綿ローン80番です。
スカートのギャザー分と作業時間の関係
スカート部分にミシンを走らせる距離は、ギャザー、本縫い、押さえ縫い、レース付けを合わせると13本ミシンになります。フリルレースは、フリル部分とベース部分で厚みが違うので縫いにくくいです。初心者のキューピーママは、布用ボンドでレースを固定してからミシンをかけました。ギャザー分が多ければ、ボンドで固定する距離も長くなります。よって、スカートにかける時間が長くなるということです。
型紙
トップの型紙です。裏地にはパネルラインではありません。スカートはお好みのギャザー量にしてください。
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