ドール服ソーイング教室で製作した、パネルラインのプリーツスカートワンピースです。ちょっと欅坂46のサイレントマジョリティーの衣装をイメージしています。生地がタータンチェックなのでスコットランドのパイプ隊も連想します。また、楽隊の指揮者としても活躍できそうです。白い色の衿が清楚さを際立たせています。
デザイン
白い衿、肩の憲章、フロントの胸当て、袖のカフスが印象的です。生地がウールでほつれやすいので接着芯を貼っています。トップスは裏地付きです。胸当てのボタンと縁取りのコードは手縫いで付けました。
製作のコツ
一番最初にする作業は、スカートのプリーツを作ることです。スカートの横方向型の布は型紙より大きくざっくりカットしておきます。型紙に沿ってプリーツを折り、布側にプリーツ定着液を付けてアイロンでプレスします。ウールなのでプレスが効きにくいので使用するまで重しをして置いておきます。重しを外したら、横方向の余分の布を型紙に沿ってカットし、プリーツが広がらないように2.5㎜程度の針目で縫い代にステッチをかけておきます。
衿は中表にして外周を縫ってから、2か所の衿の角の縫い代をカットします。裏返したときに縫い代が少ない方がきれいな形になります。アイロンでプレスして形を整えます。身頃に衿を付ける時、下前になる左身頃側は、衿付け止まり位置より2㎜ほど長くなるように付けます。着用した時に衿の長さが揃います。この2㎜が見た目を左右するので実行してね。
カフスは袖とは別に筒状に仕上げます。最後に袖口にかぶせて手縫いで留めます。グッドアイデアですね。
キューピーの肩は10㎜ないのに憲章を付けることができるのかハラハラドキドキでした。型紙上の憲章は8㎜長さでしたが、裏地と表地を中表に縫って表に返すと5㎜になってしまいました。そのお陰で、衿も憲章もちゃんと見せることができました。
トップスは、前後3パーツに分かれています。脇身頃があるんです。身頃と脇身頃のパネルラインを縫う時、パネルラインはカーブしているので縫い代に切り込みを入れておきます。身頃側の型紙を剥がし縫い代の端を合わせ、脇身頃の線に沿って縫います。
記念撮影
大好きなブライスちゃんとおそいです。うれし~~。
型紙
ドール服ソーイング教室での作品
いろいろな作品を習ってきました。キューピーママだけの技量では、とても製作できなかった作品ばかりです。沢山の技術やプロのコツも惜しみなく伝授してくださる先生は凄いです。
作品の一部です。