人形の衣装教室でハロウィンの衣装を製作してきました(未完成なので来年のハロウィンには完璧な作品を作ります)。キューピーのハロウィン衣装は、コウモリをイメージしています。いかがでしょうか?
ハロウィンの扮装
ハロウィンは古代アイルランドに住んでいたケルト人のお祭りでした。ケルト人の中では、10月31日が1年の終わりだったようです(大晦日ですね)。この日、幽霊、妖精、悪魔などの姿をした死者の魂が家族を訪れると信じられていました。子供は死者の魂に気づかれないように扮装したのが始まりのようです。キューピーも死者の魂に気づかれないよう扮装します。
衣装のポイント
先生のイメージはバットマンのようですが、キューピーはキャットウーマンをイメージしています。マスクは、ゴーグル感とコウモリの立った耳を強調しています。ワンピースの袖の尖がりはコウモリの翼を象徴しています。すごくカッコよく出来上がりました。これまでのキューピーのかわいい路線から脱却した衣装になりました。
改善ポイント
①キューピーは首がないのでコウモリの翼のような袖の尖がりが顔に刺さりました(とんがりの位置と角度を変更する)。②袖付けが上手くいきませんでした。原因は前身頃と後身頃の袖付け周りの長さが違ったことでした(袖は前後がなく、対称形にしていました)。そのため尖りが後身頃側に寄ってしまいました。
③後身頃の幅が狭く(縫い縮みかなあ)、スナップボタンを付ける余裕がないため待ち針で留めています。④マスクの長さ調整がうまくいかず、袖の尖がりと重なってしまいました。
④マスクがややぶかぶかしているのでもう少し頭から顔にフィットさせたいです。
マスクのゴーグル位置とキューピーの瞳をピッタリ一致させています(先生、すごいです)。
製作後のおもい
上手くできなかった箇所を改善した衣装をハロウィンに間に合わせたかったです。型紙作り、布の選択、試作を経て作品完成に至るのですが、時間が足りませんでした。口惜しいです(キューピーママは、型紙製作もミシンがけも素人ですし、不器用で仕事が遅いのです)。来年のハロウィンには間に合わせます。
尖がった袖を作っている時、この尖がりをスカート、あるいはヨークに配置したワンピースを作りたくなりました。気持ちはハロウィンから離れてますね。
未完成型紙(ごめんなさい)
未完成ですが参考にしてください。完成作品は改めて掲載します。
PDFはこちらです。
これまでのハロウィン
これまでのハロウィンは魔女をテーマにしてました。お気に入りです♡💛