ショルダーバッグも三作目になります。二作目で完璧な出来上りと思っていました。よく見るとキューピーの身長と横幅のバランスとバッグの縦横長さのバランスが微妙に合ってないように思えました。二作目のショルダーバッグの高さ方向が長いように見えます。型紙では縦横のバランスは完璧(?)なのです。組み立てて手縫いで仕上げると横幅がマチの厚み分にとられ、若干縦長バッグに見えるんですね。この問題を解決したバッグが三作目になります。
こだわり
今回のバッグは、「こば」と言われる革の裁断断面の処理もしました。レザークラフトの先生にキューピーのバッグの試作品に対するデザイン上のアドバイスを乞うたところ、『「こば」の処理ができてませんね』という解答でした(デザインに関してアドバイスが欲しかったです)。という経緯がありましたので小さなものでも丁寧に仕上げるよう心掛けることにしました(若干手抜きですが)。
サンドペーパー400と800でサッと断面を磨きます。革が1枚でパーツが小さいのサンドペーパーをかけにくいです。まだ割っていない割りばしの先に挟むと作業しやすいです。サンドペーパーをかけたらトコノールを塗ってから磨きます。
2作品まではショルダーベルトと本体を縫う時、最後の糸始末をしやすいように下から開口部に向かって縫っていました。今回はベルト付け部分を強固にするため開口部からバッグの底に向けって縫いました。最後はバッグを裏返しました。革が厚いと裏返しが難しくなり、無理やり実行すると開口部が伸びてしますので注意が必要です。外から見た縫い目は同じですが、バッグの蓋を開いたときに見える糸の始末のきれいさが違います。
楽しい色々
洋服に合わせていろんな色のバッグが欲しくなり、余り革で色違いも製作しました。キャー、どれもかわいいです。またまた、キューピーママの自画自賛です。
型紙
型紙はこちらです。今回製作したショルダーバッグは緑色の型紙です。ピンク色は2作目のショルダーバッグです。
PDFデータはこちらです。
これまでに製作したバッグ