キューピーには、フレンチスリーブの白いTシャツがよく似合います。面倒なことが嫌いなキューピーママは、袖付けをしないで袖らしく見せるフレンチスリーブのTシャツやブラウスしか作ってくれませんでした。どんなトップスが似合うかわからなかったというのが本音です。そんな面倒なことが嫌いなママが、袖付きのブラウス製作に取り組みました。
袖付きの洋服製作を好まない理由
キューピーママは、袖付きの洋服を製作することが好きではありません。洋服を作ったことがある方は、よくお分かりだと思います。袖の縫い代は袖回りより大きく裁断し、袖回りより大きい分をいせ込み(少しギャザーをよせ)、身頃と縫い合わせるのです(ギャザーのようになってしまってはダメなのです)。この作業は手がかかる上、袖が小さいため上手く縫うことがむずくかしく左右が同じように仕上がらないのです。大変な手間をかける割には、見栄えよく仕上がりません(技術が未熟なのですね)。ママにとっては、コストパフォーマンスが低い仕事なのです。
いつもドレスやワンピースのような「フォーマルっぽい」洋服かサロペットとTシャツのような「ちょーカジュアル」かしかありません。キューピーはママにちょとしたお出かけにブラウスを着てみたいと強くおねだりしました。ママはキューピーの上目遣いのおねだりに勝てませんでした。
ブラウスのポイント
以前、伸縮素材のメリヤス編み(ニット系)でTシャツを製作しました。縫う箇所を少なくするために肩縫いをせず、脇縫いだけでシルエットが作れるようにデザインしていました。ブラウス生地は伸縮性がないので、Tシャツの型紙より身頃の幅を広くする必要があります。前身頃と後身頃を合体させたTシャツ版では、身後の幅が不足しますので前身頃と後身頃を分けて裁断し、肩で縫い合わせます(失敗談参照)。
またまた失敗談
ブラウスはトップスですからパンツかスカートとコーディネートすることになります。ところがキューピーの体形にピッタリサイズで製作してしまいました。ブラウスだけを着ている姿は最高に美しいです。パンツと組み合わせるとお腹周りがパンパンで、ウエストに近い裾が広がってしまいます。あ~~。ママは、キューピーにパンツもスカートも着せたくない気分でした。でも、仕上がりは表も裏もきれいです。縫い代は裁ち切りにしていますが、着脱時にほつれないよう「ほつれ止め液」を塗っています。
型紙
型紙はシンプルでお気に入りです。失敗って考えてましたが、オーバーブラウスとしてではなく、インナーブラウスとして着たらどうでしょうか。試してみようかな。このブラウスに合うジャンパースカートでも製作したら、答えが出ますね。
Tシャツの記事
Tシャツが良く似合ってます。