キュピーは着ぐるみでトラとネコに変身しましたが、かわいさを演出するために顔の露出を最小限にする被り物を製作したため着脱が困難になっていました。今回は、この問題を解決するために着ぐるみネコを3体試作しました。用途によって使い分けることができるかなあ。キューピーはどの着ぐるみも好きです。
着脱困難原因を解決するために挑戦しました。この布地がかわいくてお気に入りなので、何度でも試作できました。試作1と試作2を比較するとこんな感じです。各写真の右が試作1、左が試作2です。
試作1(フードの改良)
着脱困難原因は、被り物のフードが顔を深く覆っているためと考えました。フードが顔覆う深さを浅くしました。フードの顔周りにファーなどを付けるのであればよいかもしれませんが、ネコとしてはキューピーのおでこが強調され過ぎてかわいさが半減するるように思いました。
試作2(身頃の改良)
着脱困難原因は、着脱時の開口部(首周りから前空きまでの全長)が小さいためと考えました。着ぐるみのボディサイズを大きくしました。ちょっともったりした感じになります。太り気味のネコになりますが、ボディ内部に詰め物をするか、張りのある生地を使用する場合はOKと思います。
試作3(完成)
いよいよ完成かな?初代着ぐるみネコのボディと改良したフードの組み合わせです。キュピーの頭でっかち感も強調できていますし、顔を覆うフードもこれならOKです。一番良い点は、着ぐるみ特にフード部分の着脱が楽になった点です。
型紙
試作3の完成品の型紙です。
PDF型紙はこちらです。
初代着ぐるみネコ
着ぐるみネコとしては、この子が一番好きなのですが、着脱のために頭を変形させないといけないほどの力が必要なことです。かわいそうです。
節分のトラにも変身しました。