着ぐるみでネコ・トラ・緑の妖精に変身して楽しんだキューピーが、白いうさぎに変身しました。着ぐるみの基本型紙であるネコの耳とシッポをうさぎに変更しました。十五夜を逃したので十三夜の月のうさぎを意識しています。真っ白のうさぎはキューピーのプリティさを際立たせます。今年は10月8日です。うさぎと一緒に楽しみたいので晴れることを願ってね! お月さまに会えなくてもアリスと会えます。
不思議の国のアリス完成
アリスをイメージしたワンピースにエプロン姿のキューピーにうさぎが加わって「不思議の国のアリス」が完成しました。
着ぐるみポイント
うさぎは来年の干支です。花嫁の白無垢をほどいた生地を使用することでおめでたさと華やかさを込めました。白無垢の生地には鶴の柄が織られており、横糸が翼を表現しています。この横糸が裁断した時にほつれやすいため、フードと身頃に裏地を付けました。裏地の厚みを考慮して若干ふっくらボディにしています。
耳の内側は薄いピンクにしています。シッポは白地のつまみ細工の花を2重にし中心にswarovskiss36wo付けました。
縫い方のポイント
裏地を付けた着ぐるみの仕立て方のポイントとして、袖口はよく見えるが裾は見えにくいので袖口をきれいに仕上げることにしました。少し縫いにくい(写真では見にくいかもしれません)ですが、仕上がりが奇麗ですのでお試しください。
説明用に表地と裏地の違いが分かりやすい布を使用しています。表は茶、裏は白地にしています。
1.袖と後身頃を表地と裏地それぞれぬい縫います。
2.表地と裏地を中表にして重ね、袖口を左右それぞれ縫います。
3.ラグランスリーブの表地と裏地を一続きになるように開きます。
4.袖山を前身頃側と後身頃側に分けるように折ります。
5.裏地の足裾口から裏地の袖脇下を通って裏地袖口、表地袖口から表地袖脇下を通ってから表地足裾口まで一気に縫います。左右同じように縫います。
6.表地と裏地は足の裾口と首回り、前身頃以外の部分は縫いつながりました。前身頃を縫い合わせるため、前身頃の空き部分から表地と裏地に分けるよう引き出します。
7.表地側と裏地側に折り返します。
8.裏地の前身頃の中心を開きます。
9.見えている裏地の表前身頃の中心と背面に折り返している表地の表前身頃の中心を中表で縫い合わせます。ねじれるので縫いにくいですが自信を持って縫います。
10.表にかえして出来上がりです。足の裾部分は折り返してまつります。
型紙
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