キューピーのためにドレス用のシューズとは違う、カジュアルな靴(ワラビーとデザートシューズの中間タイプ、スニーカーになります)が欲しいとママに懇願しました。以前、ドレスに合う靴を作ってくれましたが、カジュアルな洋服に合わせたかわいい靴も欲しくなったのです。
カジュアルな靴
革の種類、紐の色を変えるだけでカジュアル度が変わります。つま先側とかかとサイドの革の色や種類を変えたコンビネーションシューズを作るともっと楽しめます。市販品の紐やリボンを靴ひもとして使用する場合、靴ひもの穴の大きさに合う太さになるよう気をつけましょう。今回は、靴ひもとして百円ショップで販売されている刺繍糸を使っています。糸のままでは結びにくいので、3束を使って三つ編みにしています。実際に履いていくつかお見せします。靴底もしっかり見てね!
作り方の注意点
革に型紙を写します。カットする前に縫い糸を通しやすくするために「菱目打ち:stitching chisel」で穴をあけておきます(「菱目打ち:stitching chisel」を小さいパーツに打つとずれやすいです)。今回は、靴ひもを通す穴を2か所開けておきます。小さいので「ハトメ」を使わなくても大丈夫です。詳細は、「ドレスを着たキューピー 裸足はいやよ!」を参照してください。この靴を作るときの注意点だけ記しておきます。①インソールの前中心とつま先側の前中心を合わせます。②前中心から右へ8つ目の「菱目」に針を出し、インソールとつま先を縫い合わせていきます。③インソールの後中心とかかとサイドの後中心を合わせます。④後中心から左へ8つ目の「菱目」に針を出し、縫いはじめはインソール、つま先、かかとサイドの3枚の革を一緒に縫います。靴の着脱時に力がかかる部分が2重縫いになり、丈夫に仕上がります。
型紙
これまでにチャレンジした靴