胸当て付きパンツ(つなぎ)は英語で「オーバーオール(coveralls)」、フランス語で「サロペット(salopette)」と言われます。今回は、作業着として「オーバーオール(coveralls)」を着て多肉植物のお世話をしています。
オーバーオールのデザイン
キューピーには多肉植物の寄せ植えが大きく手が届きにくい場所があります。作業しやすいようにオーバーオールの後身頃の中心(肩ひもの間)に少しだけゴムを入れています。体をねじったときにお腹周りの圧迫感が軽減されます(キューピーのお腹はポッコリしているのでこのゴムの入りのパンツは助かります)。
お尻周りにゆとりを持たせながらふっくら見せるためにダーツを入れています。ダーツの長さはわずか1㎝ですが、動きやすくなっています。
オーバーオールの吊りカンは4㎜サイズを使っています。肩紐の幅は布の厚みがあるので3㎜で仕上げています。胸当ては台形にしています。四角も可愛いですが、台形の方が正面から見た姿が細く見えます。
吊りカンはドール服の材料を専門に扱っているショップで購入しました。お人形の洋服を作っている方は一度見ていただくとよいと思います。https://releaserain.jp/ )
コーディネート
体型にピッタリのオーダーTシャツを着て、オーバーオールと合わせています。体にピッタリしたTシャツを着ないとシャツがくしゃくしゃに重なっておデブに見えてしまいます。オーバーオールは、胸当てや肩ひもがつくので縫い代が重なりウェスト周りで2㎝は大きくなってしますからです。身長20㎝のキューピーにとってウェストが2㎝大きくなるとかなりバランスが悪くなります。横姿を見てください。ほっそり見えますよね(キューピーのお腹それなりにですが・・・)。
白いTシャツとデニム地のオーバーオールというシンプルな組み合わせに黄色の靴をコーディネートしました。多肉植物のお手入れで靴が汚れてもお手入れしやすいビニールレザーの靴です。汚れてもサッと拭くだけできれいになります。
型紙
型紙の斜線の部分がゆとりになります。このゆとり部分をゴムで調整することになります。今回使用した布は縦横ストレッチ素材です。キューピーママが500円で購入したデニム調に染色されたチョー伸縮レギンスを使いました。もちろん新品です。チョー伸縮のフリーサイズなのにママにはサイズが合いませんでした。Goodな再利用でしょ!
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