キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

尖がり袖のワンピースがめちゃかわいいです。ベルトも好きです。(型紙あります)

 

 キャットウーマンの衣装の袖がキューピーの頬に当たって尖がり三角の衣装ポイントがはっきり見えませんでした。袖を改良し、どの角度から見ても衣装ポイントが分かるようにしました。キューピーモデルは、何を着ても様になります。かわゆいです💛

左はキャットウーマンの衣装。右が完成品!

上が改良前のキャットウーマン。下が改良後です。三角の尖がりの向きが違います。

型紙で違いを比較してみました。ほんの少しの違いです。

 キャットウーマンのワンピースは、シャリ感のある生地がスカートに適度な広がりを持たせるので可愛く見えますが、袖の三角に尖った部分がキューピーの頬に当たります(写真撮影用に左袖を引っ張って撮影しています)。改良後のワンピースはしっかり尖がりが見えますが、生地にシャリ感がないのでスカートの可愛さが不足しています。「かわいくな~~れ。」という呪文としてベルトを付けました。


完成までの道のり

 尖がり袖はいい感じにできましたが新たな問題が発生しました。下の写真左の試作品1は、身頃の丈が長く胴長に見えます。縫いあがったとき、身頃の縫い代が5㎜より少なくなってしまったためです。縫い代を5㎜残してきっちり縫わないとデザインどおりに仕上がらないです。2㎜の違いの大きさを実感しました。右の写真の試作品2はスカートと身頃を縫い合わせるときに縫い伸ばしてしまいました(キャットウーマンの時は縫い縮んでしまったため)。

製作手順

 型紙どおりに布を裁断します。表身頃の肩を縫い、縫い代を割ってアイロンを当てます。身頃の表布と裏布の表が中になるように合わせて後身頃の裾から衿ぐりを経由して反対側の後身頃の裾まで縫います。写真中は型紙を糊で貼った状態の裏布側から見ています。表布の型の縫い代が肩倒しにならないよう注意します。

 首周りの縫い代に切り込みを入れます。縫い代を裏布側に折ってしっかりアイロンを当てます。表に返して押さえのステッチをかけます。

 前後袖を合わせて袖中心で縫い合わせます。とんがり部分の下の縫い代に切り込みを入れ縫い代割っててアイロンで当てます。尖がりを表に返し形を整えます。

 袖山にイセ込み用のステッチを布端から2㎜のところに1本かけます。下糸を軽く引いて袖山で丸みができるようにします(下の写真中)スカートのウェスト部分にギャザーのためのステッチを布端から2㎜と7㎜の位置にかけます。下糸を絞ってギャザーを寄せます。脇・中心に印を入れておくと良いです(等分でなくてもかまいません)。下糸を引き絞るので分かりやすいように下糸の色を変えておくと間違えないです。

 袖口とスカートの裾を出来上がり線どおりに折りステッチをかけておきます。袖と身頃を縫い合わせます。身頃と袖の表が中にくるように合わせます。前後の袖を半分ずつピンを打って縫います。カーブがきついので一度に縫うのは難しいです。

 両袖と身頃が縫い終わったら脇を縫いスカートと合わせたら完成です。

型紙

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