キューピーは、ママの影響を受けて縄文時代の「土偶」にLOVEです。2018年東京国立博物館で「縄文ー1万年の美の鼓動」が開催され国宝・重要文化財の「土偶」が展示されました。会期中に行きましたが見学者が多く、ゆっくりじっくり対面できませんでした。縄文時代に浸りながら「土偶」とじっくり対面するために「三内丸山遺跡」を訪れました。キューピーパパの後ろ姿がいい感じ(お腹が写ってなくよかった)。
建築物
この遺跡は、柱を立てるために地面に直径2mの穴を掘り、立てられた大型高床建物が「土偶」より有名です。キューピーパパの後ろ姿からも大きいということが分かります。
建物も体育館のように大きく立派な集会所が5000年前に存在していたことに驚きました。共同生活のコミュニティがあったことは想像できますが、このように立派な建物があったとは思いもよりませんでした。縄文時代の皆さんには、失礼なことを言ってしまい申し訳ありません。隣に住んでいる人のことを良く知りませんし、あまり関心もないので縄文時代のコミュニティーへの想像力が欠けていました。
土偶
三内丸山遺跡から出土した「板状大型土偶」は、大きく口を開けて歌でも歌っているように見えます。それともお祈りの呪文を唱えているのでしょうか。衣装にもデザインが施されています。モニュメントがあったので記念撮影をしました。有戸鳥井平遺跡の「板状大型土偶」は重要文化財です。どちらも顎がシャープでぽっちゃり二重あごのママは羨ましがってました。
東京国立博物館所蔵品(木造亀ヶ岡遺跡)の「遮光器土偶」(写真左)が有名ですが、写真右の「遮光器土偶」が味わい深く、最も好きな「土偶」の一つです。やっと会うことが叶い、思わず万歳してしまいました。重要文化財の「遮光器土偶」は、迫力ありすぎてちょっと怖いです。
八戸から出土した国宝「合掌土偶」は、ここと石神遺跡の2か所からしか出土していない珍しい土偶です。髪はお団子型に結い上げ、全体が赤く彩色が施されていたそうです。おしゃれです。
土偶地図
縄文時代は西日本より東北の方が生活に適した環境だったのでしょうか。調べてみる価値ありです。宿題ですね。
こんなかわいい土偶も