今年も秋の味覚「栗」がキューピーの口と心を満足させてくれました。一時期は岐阜県中津川の栗きんとんに魅了されていましたが、この数年は、栗きんとんを求めてお取り寄せによる放浪の「口旅」をしています。今回は、教えたくないけれどちょっと気になった栗尽くしを菊やもみじの柄の着物を着てご紹介します。帯留めもステキでしょ。きんとんばかり見ないでキューピーの季節感ある着物姿も見てね！
お取り寄せの旅
色々なお菓子を取り寄せた結果分かったことは次の2点でした。A．栗の産地だからこそ新鮮で美味しい栗きんとんを作ることができる。B。職人が吟味した栗を取り寄せ、技を駆使して作る。
この2点に長けていたお菓子はすぐに手に入れることはできない場合が多かったです。食べてみたいと思い、調べると「予約で完売しました」なんてよく遭遇しました（これはお菓子に限ったことではありません）。美味しさは人によって違うので、食べた気分で楽しんでください。
純栗きんとん
この栗きんとんの特徴は、①これまで魅了されて食べてきた中では甘さ控えめです。②「裏ごし（ピューレ）」をしたきんとんの中に粒の栗が入っています。食感が2度楽しめるようになっています。③栗の香りがしっかりして、口に入る前に香りによって脳が「クリだ」と認識するくらいです（ちょっとオーバーに言い過ぎですね）。お抹茶によく合います（薄茶です）。
クリは果物？
キューピーはイチゴ、マンゴー、サクランボ、みかんなど好きな果物は沢山あるのですが、栗も大好きです。栗きんとんを食べながらふと、栗は果物なのかと考えてしまいました。農林水産省の分類を転記すると『「概ね2年以上栽培する草本植物及び木本植物であって、果実を食用とするものを「果樹」として取り扱っています。』とあります。栗は「果物」に分類されてます。え～～～～！じゃあ、いちごは一年草だから果物ではなく野菜に分類されているんですね。
