キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

キューピーがうっとり♡ モネが夢見た青い睡蓮が美しいマルモッタン(モネの庭)

カメラ目線を外したところがまたまたかわいいです!

 印象を代表する画家モネは、パリからジヴェルニーに引っ越し「絵を描くことと庭造りを除いたら私は全く無能な人間だ」と言っています。モネが終の棲家として愛してやまない庭は、自然のものではなくモネが理想とした庭を庭師のアドバイスを受けながら作っていたのです。その庭が日本の高知県北川村で再現されています(モネの財団が認定しています)。フランスのノルマンディー地方まで行かなくてもモネの庭を見ることができます。そのうえ、モネが夢見た青い睡蓮まで咲いています。最高です!

これが「青い睡蓮」です。モネさんにも見てもらいたかったね。

園内

 モネが描いた睡蓮が咲く池「水の庭」が有名です。まずは「水の庭」を堪能しましょう! 「水の庭」の入り口側に緑色の橋が架かっています。

 睡蓮の池は美しい。この状態をキープするためにお手入れしてくださった皆さんに感謝です(入園料1000円では今後の維持が難しいのではないでしょうか)。

 睡蓮に池の全体像

 最初に作られたのは「花の庭」です。ここ北川村にも再現されています。花の庭のアーチの向こうにアトリエがあるのですが、北川村ではアトリエがカフェとお土産物屋になっています。

右の写真は、鳥のように見える木のオブジェです(花の庭)

印象派(外光派)

 クロード・モネは印象派を代表する画家です。「踊り子」(バレエ絵画)で有名なドガや「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」で有名なルノワールも印象派の画家です。印象派は「外光派」とも呼ばれ、屋外の明るい光や色彩の効果を重視して終始屋外で作品を描きました。印象派以前の風景画は、現場でスケッチしアトリエ内(屋内)の人工的な光の下で描かれるのが常識でした。モネたちは常識破りの画家ということだったようです。また、仕上がった絵の筆跡の荒さが受け入れられなかったようです(今では、この筆跡のタッチを多くの人が好まれています)。印象派に興味を持たれたら調べてみてください。
 外光で描かれた絵の場所が分かるようになっていますので辿ってみてください。

どこで見る

 モネは20年間にわたり200点以上の睡蓮の絵を描いています。総長80mを超えるオランジェリー美術館の睡蓮が有名ですが日本でも見ることができます。国立西洋美術館(東京都上野公園)、ポーラ美術館(神奈川県箱根)、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府乙訓郡)、地中美術館(香川県直島)、大原美術館(岡山県倉敷市)などがあります。特にオランジェリー美術館の睡蓮を屋外で見ることができるのが大塚国際美術館(徳島県鳴門市)です。退色劣化しない陶板に原寸大で再現されている睡蓮です。

おまけ

 園内は通路にもお花が一杯です。ありがとうございます。