春のチングルマは白い小さな花を山の裾一面に咲かせます。花が終わった夏のチングルマは、ワタスゲを風にたなびかせます。秋のチングルマは、山の裾の一面を真っ赤な絨毯にします。チングルマはかわいい花と思われますが、落葉小低木なんです。だから秋には紅葉するんです。ナナカマドなど山々の紅葉ではなく、チングルマが山裾（地面）を赤く染める紅葉が見たくて旭岳に行ってきました。
ファッション
日差しが強いので帽子はマストです。トレッキングシューズがないのでブーツ（長靴？）を履いています。インナーは濃いピンクのセンタープリーツブラウスとデニムのパンツです。今日の旭川は28度位でしたが姿見駅は15度でした。アウターにダッフルコート（フード付ブルゾン）を着ています。
ロープウェイ（姿見駅）
例年なら日本で一番早い紅葉を見ることができる地域ですが、旭岳ロープウェイから見える景色は緑豊かな山々でした（9月15日）。姿見駅に降り立つと秋とか夏とか気にならないくらい素晴らしい景色が広がっていました。ロープウェイに10分乗車しただけで目にすることができるんです。最高です！！
ここから姿見の池まで登り、夫婦池を経由して駅に戻る散策路を歩きます。結構、アップダウンがあるので足元も悪いので靴やトレッキングポールの準備をした方が安心です（スリッパ、サンダル姿のインバウンド客も目につきますが）。
散策路を歩いて高度を上げていくとワタスゲを風にたなびかせながら赤みを深めていくチングルマを見ることができました。やったあ！最高、最高です。
姿見の池
姿見の池とはどんな池かと思っていたら、噴煙をあげる旭岳が水面に映るんです。火口湖なので風の影響を受けにくく、美しい姿を映してくれます（目で見るよりカメラで撮影した方が水面への山の映り込みがはっきりきれいに見えます）。ぜひ、写真に撮ってください。
夏から初秋の名残
春のチングルマ
今年は花の開花が予想以上に早かったです。
