暗闇で光を当てると輝く素材リフレクターを使ったドレスに挑戦しました。リフレクターの特徴を生かすため、部分的に輝く素材を配置しています。昼間の光で見るドレスと夜の光に照らされたドレスの違いを楽しめます。一着で二度美味しいドレスの完成です。皆さんならどんなドレスを作りますか。想像しながら見てください。
ファッション
リフレクターは光が当たることにより光り輝くのですから、光の効果を活かすデザインを考えました。光が当たらなくても素敵な洋服にしたかったので、夜空の星々を演出することにしました。空を広く使うため7枚はぎのロングドレスにしました。
ウェスト位置は高め、裾が広がるシルエットにしました。ベースとなるロングドレスにはリフレクター素材、星は様々な色の革をレザークラフトの星形型抜きを使いカットしました。
リフレクターにも輝き方が色々あります。今回は光を当てることにより銀色に輝く素材を選びました。光を当てていない時はチャコールグレーです。身頃は総裏地付、後全あきで仕立てました。
リフレクター
夜間、車や自転車の所在を知らせるために利用されているのが反射板ことリフレクターです。キーホルダーや夜間作業員用の制服にも使われています。リフレクターを使った日常着を見かけることは少ないです。それに反射板ですから板状の硬いものと思い込んでいたので日常着には適さないという思い込みがありました。たまにレインウェア―で見かけるようになりました。技術の進歩に伴い、反射板としての機能を備えた布や糸が生産されるようになっていたのですね。知りませんでした。
型紙
型紙の表地と裏地は同じです。
PDFデータはこちらです。