キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

礼文島の旅 レブンアツモリソウに会いたくて、会いたくて。夢実現!!

 今回は「レブンアツモリソウ」に会いに礼文島に行ってきました。礼文島の固有種です。昔は島中で咲いている姿を見ることができたそうですが、1980年代に盗掘が繰り返され絶滅が危惧され特定国内希少種に指定されています。4月に花ガイドさんをお願した際、今年は例年より花が早く咲き、きれいに咲いている姿を見ることができないかもしれないと言われていました。心配していましたが、可憐な「レブンアツモリソウ」に会えました。バンザ~~イ。

今日のファッション

 ガイドさんとの散策初日は、風が強かったのでクマ柄のパーカーとスリムパンツの組み合わせです。緑色のパーカーのリブに合わせたショルダーバックがポイントです。二日目は礼文島としては暖かい日だったので濃いピンクのブラウスとピンク系のオーバーシャツを合わせました。

レブンアツモリソウ

 「レブンアツモリソウ」は種子が風で飛ばされ土中の共生菌の力を借りて発芽します。発芽しても花が咲くまでには10年以上かかります。種子を作るためには受粉が欠かせませんが、蜜を出さないためハチがなかなか来てくれません。周りにハチ呼び寄せてくれる花が必須です。ハチを呼び寄せる花が「ネムロシオガマ」です。

レブンアツモリソウの保護区

 最初は、保護区になっている自生地に行きました。盗掘はもちろん、花や葉に触れることも禁止です。監督官が常駐されています。保護活動のために千円支援するとバッチがいただけます。観光バスが次々と到着していました。
 ハチを呼び寄せる「ネムロシオガマ」が一緒に咲いています。下の右写真では、遠目で分かりにくいです。

 赤い部分を拡大したものが下の写真です。「レブンアツモリソウ」と「ネムロシオガマ」が一緒に咲いているのがわかります。右の写真は「ネムロシオガマ」です。こちらもかわいい花です。

 「レブンアツモリソウ」白い花と思っていましたが薄いクリーム色でした(下の写真が実物の色をよく映しています)。目が濁ったかと心配しましたが、礼文島の「アツモリソウ」はクリーム色なんだそうです(ホッ)。ほとんどの写真では白っぽく映っています(技術不足で申し訳ないです)。

レブンアツモリソウ秘密の自生地

花は終わりかけです。

 「レブンアツモリソウ」を見るツアーは、大型バスの駐車場がある先述の保護区を訪れます。宿泊している「花れぶん」で教えてもらった秘密の自生地(もちろん花ガイドさんもご存じでした)に案内していただきました。乗用車が2~3台駐車できるスペースの奥にある梯子を下りると自生地がありました。

 ほとんどの花が終わりを迎えていましたが、赤い「アツモリソウ」が咲いていました。礼文島ではめずらしいそうです。訪問者は私たちともうお一人の4名だけです。監視員もいません。赤い「アツモリソウ」を見るとお一人は帰って行かれました。ガイドさんが奥の方まで見に行ってくださると「秘密の花園」があるとのこと。木に囲われていたので見過ごすところでした。キューピーパパが撮影中です。ひっそり咲いている環境が分かりますね。

きれいです。今が盛りと咲いています。

 ここには真っ白な「レブンアツモリソウ」が自然群生していました。それも咲いたばかりの様な美しさです。ラッキー!

チョー秘密の場所

 秘密の自生地に赤い「アツモリソウ」が一株だけありました。花ガイドさんが島民でもほとんど知らないであろうという場所に案内してくださいました。道路の路肩にエンジンも切らずに車を止めて、道路わきに行くと赤い「アツモリソウ」が3輪咲いています。色鮮やかな咲いたばかりの状態です。わ~~~い。様々な「アツモリソウ」に会うことができた喜びで心が一杯になりました。

花畑の過去と未来

 花ガイドさんは、今咲いている花の紹介だけでなく咲き終わった花、今から咲く花も紹介してくださいます。足元に広がる花の過去と未来です。
 花は咲き終わっていましたが、これが北海道のブランド菓子メーカーの包装紙でよく目にする「エンレイソウ」です。花がないとわかりませんね。葉と花が3枚という特徴があるので花がなくても葉で見つけることができます。花は右の写真を参考にしてね。

 「エゾイブキトラノオ」はこれから咲きます。只今準備中です。ピンク色の花が咲くとネコジャラシのようでかわいいです。左から硬いつぼみ、少し咲きかけ、5分咲きです。これから沢山咲いて「エゾイブキトラノオ」の花畑が出現します。

 こちらは今から花芽をつけていくのですが、花がない状態で紹介されることは少ないと思い撮影しました。画面左は「エゾノコギリソウ」、右は「キタノコギリソウ」です。違いは、葉のギザギザの大きさです。「エゾノコギリソウ」は、な葉のギザギザが小さく白い花を咲かせます。「キタノコギリソウ」は、葉のギザギザが大きくピンクの花を咲かせます。花は下の写真を参考にしてね。

マルハナバチを見つけた

 マルハナバチに出会いました。怖いハチではありません。ぽっちゃり丸っこい姿に親近感を持ちました。マルハナバチのお尻が黄色だと「エゾオオマルハナバチ」です。小さいので拡大しました。しっかり花を掴んでいる姿に感激。この様子を撮影できたことにも感激しました。

左写真の中央のハチだけ拡大しました。足でしっかり花を押さえています。

定番の花々

バイケイソウは10年に一度しか花をつけないそうです。

十年日度しか咲かないバイケイソウ、レブンキンバイソウ、レブンハナシノブ。
花ガイドのM鍋さんと利尻岳を背景にしたお花畑(花が良く見えなくてごめんなさい)

昨年の礼文の花

www.kewpief.com