ドール服製作教室(2回目)でシャツカラーのワンピースを製作しました。実際に製作したワンピースは、ちょっと(キューピーママとしてはかなり)窮屈に見えました。スナップボタンをかけるのに衿をかなり引っ張る必要がありました。なんでかなあ!(後で原因判明しました)。でもミシン初心者に5時間で作品を完成させる先生は凄いです。目が憧れでウルル♡
教室で製作したシャツカラーのワンピース
自宅で作り直したシャツカラーのワンピース
今回は先生がillustratorのデータをくださいました。このデータを印刷して復習のために自宅で製作しました。どうみても出来上がりサイズが違うのです。教室で配布された型紙とillustratorの型紙を比較すると大きさが違っていました。なんで???
教室の事務局で印刷された時、印刷設定が違っていたのです。20%ほど小さくなっていました。印刷には十分気をつけましょう。
縫製の手順
シャツワンピースを製作していただく参考になればと縫製手順を記しました。キューピーママは、忘れた時のための記録と言ってました。教室で縫った生地ではなく記録用の生地を使っています。
①型紙をトレーシングペーパーに印刷します。布用糊をペーパーにスプレーし布に配置します(布の柄を見ながら配置します)。型紙どおりに裁断します。布の周りにほつれ止めのピケを塗っておきます。
②後身頃のタックを寄せ、縫い代の端に仮止め用にミシンをかけて固定しておきます。衿を中央で折り、両サイドを縫っておきます。衿の角を三角形に切って表に返します(三角形を切り落としたので衿先がきれいになります)。
③袖口を縫い代5㎜で折り、アイロンをかけておきます。前身頃の見返し部分に接着芯を貼ります(アイロンで10秒程度押さえるように接着します)。写真
④後身頃とヨークを縫います。をヨーク側に縫い代を倒してアイロンをかけます(写真左)。縫い代を押さえると同時に飾りとなるステッチ(押さえ縫い)をかけます(写真右)。
⑤前身頃と後身頃の肩を縫い合わせます。首側と肩先は端まで縫わなくてもOK(衿や袖を付ける時切り込みを入れます。2~3㎜縫い残すと自動的に切り込みを入れたことになります)。肩の縫い代は割ってアイロンをかけておきます。
⑥身頃に袖を付けます。身頃の縫い代に切り込みを入れておきます。身頃側の切り込みを広げるように袖山と合わせていきます(身頃の肩の縫い目と袖の肩山を合わせ、次に脇を合わせ、中間点に待ち針を打っていきます)。身頃の肩の縫い代を割った状態をキープします。身頃側を上にして縫います。縫い代は身頃側に倒して縫い代を押さえると同時に飾りとなるステッチ(押さえ縫い)をかけます。
⑦衿を付けます。身頃の衿付け側(前身頃の衿付け止まりまで)切り込みを入れておきます。この切込みを広げながら待ち針を打ちます。
⑧前身頃の見返しの縫い代に切り込みを入れ、衿を挟んで前身頃と縫い合わせます。衿付け縫い目と重なる箇所があります(写真左)。前身頃の見返しの裾を中表で縫っておく方法もあります(写真右)。
⑨袖下から脇を裾まで縫い合わせます。縫い代は割ってアイロンを当てておきます。
➉後身頃の衿付け中心からワンピースの外周を押さえ縫いします。完成です。
改善点
今回の型紙では、次の2点が気になりました。①首回りがやや窮屈(あごの下でどうしても衿が折れてしまします)、②前身頃(お腹が出ているため前丈が短くなっている)。パターン教室で腕を上げて素敵なシャツカラーのワンピースを作りたいです。
型紙
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