キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

キューピーのパーカー姿に感激するママ(ドール服製作教室日記01) 型紙あります

 キューピーママは、キューピーの洋服の型紙を書けるようになるための教室以外に洋服製作の教室にも通い始めました。プロの指導を受けたキューピーの初めての作品です。先生の指導を受けて完成した作品は、これまでとは全く違う仕上がりです。やはり、プロはスゴイと感激しきりです。

ファッションポイント

 今回はパーカーを製作しました。おかしな表現ですがフードは飾りです。頭にフードを被せることはできません。人形の洋服界でのパーカーは、かわいさを優先した飾りだそうです。前開きではなく後開きにし面ファスナーを付けて仕上げています。

 キューピーの頭が大きいので着脱しやすさを考慮して、フードを完全に縫い合わせず開口部が作られています。ちょーピッタリサイズです(ちょっと小さめです)。フードのポイントは赤色の天竺ニットを裏地にしたことです。
 袖はシャツスリーブです。袖口と身頃の裾はフードの裏地と同じ素材でトリミングしています。

 教材として生地を手に取ったときはサクランボの柄?(ママなら選ばない柄です)と思いましたが、とてもかわいく仕上がりキューピーに似合ってました。赤色のフードの裏地とトリミングがよりかわいらしさを強調しています。

赤の天竺ニットをリブにしています。アクセントカラーがGood!

キューピードレス製作の目からうろこのコツ

 これまで自己流でキューピーの衣装や洋服を製作してきました。プロに教わった「すごい」の一部を紹介します。
 スゴイ1(型紙の写し方):型紙を布にトレースする時、出来上がり線をチャコペンなどで描いていました。型紙がずれる、何度も型紙を使っていると型紙がよれよれになる、出来上がり線よりチャコペンの線は外側にひくことになりますから正確に言うと大きくなっていました。教室では、型紙をトレーシングペーパーに印刷し、繊維用スプレーのりで生地に接着し裁断していたのです。早速、この方法を取り入れました。

トレーシングペーパーだと柄の配置もしやすいです。

 スゴイ2(縫い代):型紙の縫い代は基本5㎜で設計されています。この縫い代線に沿って布を裁断します。型紙の主要点は「目打ち」でトレーシングペーパーに穴をあけ、ペン型チャコエース(消えるもの)のペン先を「目打ち」の穴から押さえて印を布に付けておきます。トレーシングペーパーを布から取り外しても主要点の印と縫い代5㎜を目安に縫製できます。
 スゴイ3(ステッチ):フードを付けた後の首回りや袖口などをスッキリ見せるために抑え縫いをします。ミシン初心者のキューピーママが縫ったステッチは、よろよろしてカッコよくありません。この縫い目が仕上がりを決めるのですからもっと練習しなくっちゃね。

フードを取り付けた首周りのステッチです。

自宅で復習しても上手くいかない( ;∀;)

 復習を兼ねて自宅でパーカーを製作しましたが上手くできません。その理由は、ミシンだと確信しました。教室では職業用の直線縫い専用のミシンを使っていました。家庭用のジグザクミシンと職業用ミシンの縫いやすさ(操作性)には格段の違いがありました。職業用は縫製スピードのコントロールがこまやか(足のスピードコントローラーで一針だけ縫うことも可能です)、布の抑え金の上下は、太ももレバーで操作できるので小さなカーブも両手を使って作業できます(素人がミシンを使用する時、常に両手を使って作業できることは嬉しいです)。
 以上の理由で、ミシンを購入しました。ミシンかけがルンルンです(三日坊主になるには高額ですので、いろいろな作品を作りたいです)。

型紙

 ちょっときつめですがミシンでしっかり縫っているので大丈夫です。かなり薄手の天竺ニットを使ってください。

着脱時にほっぺと耳の部分にもう少しゆとりが欲しいです。

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