「芸術の秋」には音楽が欠かせません。キューピーも電子ピアノを買ってもらいました。手の小さいキューピーには、鍵盤が大きすぎて上手く演奏できません(「ド」の鍵盤を押すことも難しいです)。ピアノ発表会で演奏する姿を夢見てドレスを作ってもらいました。同じ色調の2パターンのドレスです。あなたならどちらのドレスをキューピーに勧めますか?
ドレス
今回のドレスのトップスはレース編みです。ロングスカートのベースはサテン、オーバースカートはオーガンジーを組み合わせました。秋の空をイメージした青で全体を統一しました。
パターン1は、ロングスカートのベースを少しフレアーにし、生地は紺色のサテンにしました。トップスのレース編みは、「長編み(half double crochet)」を3段連続で編みました。「長編み」の次に編む「細編み(single crochet)」でも増し目をし、トップスの裾に少し広がりを持たせました。
パターン2は、ロングスカートのベースを大きめのフレアーを大きくし、生地は水色のサテンにしました。トップスのレース編みは、長編みを2段連続で編みました。「長編み」の次に編む「細編み」時に増し目はしません。ウエストにピッタリしたサイズに仕上げることによえいロングスカートの広がりを強調しました。
型紙:トップスのレース編み部分
トップスは、100円ショップで販売されているラメ糸が入ったレース糸をかぎ針で編みました。編み図も掲載しましたが、基本の目数を記しておきます。1段目:鎖編み39目、2段目細編み:47目、3段目:長編み55目、4段目:長編み63目、5段目:細編み73目、6段目:47目(袖を作ります)、7段目:47目、8段目:47目で完成です。
スナップボタンを付けるため後中央に細編みをそれぞれ2段編みます。その他、トップスの周りを飾りのための細編みをしたり、裾部分に飾り編みのピコットを付けても可愛いです。
ロングスカート部分
ロングスカートはサテン生地のベースになるスカートととギャザーを寄せたオーガンジーのオーバースカートの二重構造になっています。サテンとオーガンジーはウエストの縫い代以外は、断ち切りのまま仕上げるためほつれ止め液を塗ります。今回は、100円ショップで販売されているラメ入りのマニキュアを塗りました。
おまけ
キューピーママがイタリアのベネチアを訪れた時に購入したヴェネツィアンガラスのビーズを首周りに縫い付けました。ガラス工房の隅で販売されていたお買い得品でしたのでビーズの粒の大きさが不ぞろいですが役立ちました。
お気に入りのロングドレス