キューピーがお勧めする鮎を使った一度で二度楽しめる和食(おかゆ)とイタリアン (リゾット)を紹介します。鮎2尾と一合の玄米、チーズ(パルミジャーノレッジャーノ、好みで水牛のモッツアレラ)です。初日は炊飯器を使って鮎の玄米おかゆ、二日目は鮎のスープをたっぷり吸ったおかゆにチーズをこんもりトッピングしてオーブントースターでこんがり焼き目を付けて出来上がり。至福の二日間の食です。それもチョー簡単にできちゃいます。
鮎のおかゆ(一日目)
今回は、塩焼きの鮎が無かったので生の鮎二尾(三尾でも可)を魚焼きグリルで塩焼きしました。アユの塩焼きを購入すればこの手間が省けます。
鮎を焼く前に背びれと尾にたっぷり塩をしておきましょう(化粧塩)。化粧塩によってひれと尾の焦げを防げます。強火で焦げ目をつけるように焼いてください。塩加減は炊飯時に調整しますのでたっぷり化粧塩しても大丈夫です。白米ではなく1カップの玄米を使い、炊飯器のメニューの中から1カップのおかゆモードを選びます。後は炊き上がりを待つだけです。
小骨が気になる人は気をつけて食べましょう。ここで、鮎を全部食べても大丈夫です。三尾使う時はおかゆに一尾ずつ盛り付け、残りの一尾の身をほぐしてリゾットに使います。
鮎のリゾット(二日目)
一日目のおかゆの水分を玄米がすっかり吸い取っています。このおかゆにチーズ(パルミジャーノレッジャーノ、好みで水牛のモッツアレラ)をたっぷりトッピングしてオーブントースターでこんがり焼き目を付けて出来上がり。おかゆのような水分がないのでリゾットです。
この日はたまたま水牛のモッツアレラがあったので使いましたが、パルミジャーノレッジャーノだけでも十分美味しい。キューピーパパは、パルミジャーノレッジャーノだけを使ったリゾットの方が好みのようでした。
チーズ
パルミジャーノレッジャーノは、名前がよく似ているパルメザンチーズとは別物です。イタリアのエミリア・ロマーニャ州(都市では生ハムで有名なパルマ、ソーセージのボローニャといえばお分かりいただけるかもしれません)で生産されるイタリアを代表するチーズです。DOPの認証を受けたものしかパルミジャーノレッジャーノと名乗ることができません。DOPはイタリアの伝統食材に対し、地域を指定し基準を満たしたものに許可されるものです。伝統食材ということは、この食材を使って生産する技術や手法を守り伝える役目を果たしているということです。
モッツアレラの原料として牛乳と水牛乳があります。水牛のモッツアレラは輸入品で高価なので中々口にすることができません。牛乳を原料とするものよりコクがあります。