キューピー&ファッション 

キューピー人形用の洋服を作ってファッションを楽しむ

リバティ生地のワンピース キューピーのために帽子もコーデ(型紙あり)

 リバティファブリックが手に入ったのでお嬢様風ワンピースを作りました。ハイウエストでたっぷりギャザーが素敵です。大人っぽさを演出するためにスカート丈を少し長くしています。

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リバティファブリックのワンピース、ステキです! 後ろ姿もね。

 ワンピース

  このワンピースは、子供のような愛くるしい可愛さがいささか乏しいです(お嬢様風だからね)。可愛さを追求する場合は、裾にレースを付けたアンダースカートを作りましょう。アンダースカートをワンピースの下に重ねると、スカートがパーッと広がります。ちょっとお姉さんを気取った「お嬢様風」が、幼さが残る「お嬢ちゃん風」に変身します。

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左側はアンダースカートなし、アンダースカートがある右の方がお嬢ちゃん風

帽子

   このワンピースを着たら、都会にお出かけというより、青空が広がる草原か森をイメージします。そんな場所に欠かせないのは帽子です。ノルウェイの森にお出かけした時は、白tシャツとショートパンツに合う帽子でした。

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この帽子は、100円ショップのレース糸売り場で販売されている紙製糸をかぎ針で編んでいます。編み方は、ウィッグのベースの編み方を参考にしています。紙製の糸なので硬くて編みずらいです)。

 

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帽子の材料

お嬢様風やお嬢ちゃん風にはぴったりこないです。麦わら帽子をイメージして、新しい帽子を作りました。この帽子の材料は、茶色の紙ひもです(荷造りひも)。紙製糸よりもさらに硬いのでとてもかぎ針では編めません。そこで、クルクル巻きながらボンドで接着していきました。キューピーの頭に直接合わせて巻きながらボンドを使うとキューピーの頭にくっついてしまいます。ボンドが乾いた後、無理して帽子を頭から引き離すと頭にボンドの残骸が残ります。頭サイズのプラスチックカップ(さつまいもスティックとかが入っている容器)を使うと形を作りやすいです。

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帽子のリボン

   紙紐帽子のままでも可愛いですが、リボンを巻くと可愛さがアップします。リボンの色の選び方が難しいですね。スーパーモデルのキューピーは何でも着こなしちゃいます(さすがですね〜。こちらを見つめる顔にハート♥️💓を盗まれないように注意してください)。

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   リボンの色は、青色、黄色、赤色、白色、緑色、金色、茶色、桃色の8色です。どの色もキューピーに似合います。あなたなら、このリバティファブリックのワンピースには何色のリボンを合わせますか?

   靴は、白色の本皮のドレス用シューズに花の飾りを付けました。慌てて飾りを作ったので詳しい作り方は、後日紹介します(間に合わなくて申し訳ありません)。

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型紙

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  綺麗にギャザーを作るためには、縫い線の上と下にぐし縫いをしてギャザーを寄せるといいですよ。ちょっと手間がかかりますが、仕上がりが格段に良くなります。可愛いワンピースのためにちょっと手間をかけましょう(この記事を参考にしてね)!

リバティファブリック 

   リバティはロンドン(イギリス)の1875年に創業された老舗デパートのプリント生地のことです。花柄が有名ですね。絹のような綿ローン(タナローン)は自宅で洗濯してもアイロン不要です。縦糸に100番手、横糸に70番手の糸を使って織られています。番手というのは糸の太さを表しています。数字が小さいほど太く、100番手は非常に細い糸です(デニムは10番手が多いです)。太い糸を使って織られた布の厚さは厚くゴワゴワ感が強くなり、細い糸を使って織られた布の厚さは薄くふんわりしなやか感が強くなります肌触りが絹のようになります。キューピーがジャンプしました。着地前のスカートのふんわり感を見ていただくと、タナローンのふんわり感をご理解いただけると思います。

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ジャンプからの着地。オリンピック級だね。