キューピーお気に入りのワンピースを妹分のCGキューピーに着せる作業の一部を紹介します。キュピーママは、最初簡単にできると考えていましたが、想像以上に手間がかかりました。ソフトでどのようなことができるのかを理解し、操作できるようになるまで大変でした。まだまだ、道半ばですね。見て楽しめる操作を紹介します。
ワンピースの素材表現
ワンピースの素材表現では、地球の重力も計算に加味されます。その結果、動きに合わせてワンピースの裾がヒラヒラたなびく様子を再現できます。計算時の布の硬さや風向きの方向と強さなど様々な係数を組み合わせ、キューピーが着たいと思うイメージに近いものができるまで計算しなおします(もちろん、PCが計算します)。
こちらは、生地をソフトコットン、内部圧を「0」にした場合です。ちょっと、しょぼくキューピーが期待するワンピースには見えません。(生地や内部圧の違いが分かるようスカートの長さを少し長くしています。)
こちらは、生地をレザー、内部圧を「0」にした場合です。
スカートにふんわり感を持たせましょう。内部圧(足元から風を送ることによってスカートを風船のように膨らませます)をかけた場合です。内部圧も数字で設定できます。内部圧を500にした場合がこちらです。上の動画がソフトコットン、下の動画がレザーの場合です。
生地の設定と内部圧をコントロールすることで様々なイメージ動画を制作できます。CGキューピーの動きに合わせて揺れるスカートがリアルです。お気に入りのワンピースが完成するまで長い道のりでした。
おまけ
最後に、ランウェイを歩くキューピーに当てるライトの種類、色味、光の強さを調整します。どの角度から撮影ずるのかカメラワークの設定もします。話を聞くだけでも面倒でしょ!今回、キューピーママはこの作業にチャレンジし、完成までたどり着くことができ、とても満足しています。テキスタイルを変えたバージョンも見てください。動きは同じですが雰囲気が変わります。
よちよち歩き
チコちゃんに叱られたい
CGキューピーの幕開け
CGとは違うコマ撮りアニメも懐かしい