キューピーのヘッドドレス(ウィッグ)
キューピーの髪は頭頂部と左右の耳周りと後頭部にあり、この4箇所に集中して描かれています。頭髪はフサフサというわけではありません。そこがチャーミングポイントともいえます。いたずら心でヘッドドレスを作ってみました。このヘッドドレスは、カツラではないかという人もいます。
使用する材料は100円ショップで揃います(かぎ針、レース糸、原毛、接着剤)。
ヘッドドレスの土台
キューピーの頭に直接 ヘッドドレスをつけず、取り外し自由の着せ替えタイプにします。まず、ヘッドドレスの土台を作ります。キューピーの頭は頭頂部が尖った特殊な形をしています。布を使ってこのとんがり頭にぴったりフィットする土台を作ることは難しいです。かぎ針編みは自由に形を作ることができる上、伸縮性もあり特殊なとんがり頭にフィットさせやすいです。1段目は、1目のくさり編みに細編みを6目編みます。2段目は6目増やして12目にします。3段目は3目に1目増やし16目。4段目は4目に1目増やし20目。5段目は5目に1目増やし25目。このように6段目は29目、7段目は34目、8段目は39目、9段目は44目、10段目は48目、11段目は51目、12段目は54目、13段目は57目、14段目から17段目までは各段で2目づつ増やし65目、18段目は目を増やさずそのまま一段編んで終了します。
後ろ髪
髪の部分は、ヘアースタイルによって原毛の接着方向を変えます。原毛は適度な厚みと幅に調整します(薄めに張ると重ねることができるので良い方法です。厚く張ると修正し難いです)。今回は、片側三つ編みのスタイルにします。原毛は土台の後頭部の下側に下向きに張ります。三つ編みをする側の下部分にも下向きに原毛を張ります。三つ編みをしない側には、原毛を髪を流したい方向(横向け)に張ります。どんどん髪を増やしましょう。
前髪
前髪は顔の印象を決める大事なパーツです。今回はチコチャンのような断髪ではなく、カールしてボリュームを持たせます。おろした前髪の先端を土台のトップに向け持ち上げるとカールの完成です。カッコよく仕上げるには、ヘアを持ち上げるとき前髪の先端を小さくまとめます。
最後に三つ編みを1本編み、留めた髪の先を切りそろえます。バラのオイルを少量手に伸ばし、髪を整えます。
お好みのヘアーカラーはどれかな?