MDFPTのタイトル「Border」のプロジェクトの中からKumaキューピーのファッションを紹介します。Kumaキューピーは、同じ対象を見ても「すばらしい世界」と感激する人と「つまらない世界」と落胆する人が存在していると感じていました。両者を分けるものは、人の経験や考え方の違いが影響した「おもい」であると考えました。漢字で表記せず、すべてのおもいを網羅するためあえて平仮名の「おもい」にしました。Kumaキューピーのおもいをファッションでご覧ください。
ファッション解説
私たちが見ている世界は、体にぴったり張り付くようなパンツスーツで表しました。つまらない世界と感じた様子は、パンツスーツの生地を黒色にすることで表現しました。
つまらない世界にも「退屈」「苦悩」「不安」「悲しみ」などが存在すると考え、パンツスーツの見る角度によって光り方が変わる素材を使用しました。
Borderである「おもい」はパンツスーツの上に重ねた螺旋(正確には螺旋ではありません。すみません)で表しました。
対象となるパンツスーツをどの角度から見るかによって「おもい」が違ってくるからです。360度様々な高さから見た対象物に対する「美しい」「楽しい」「幸せ」「愛おしい」と感じるすばらしい世界を様々な色のオーガンジーを螺旋に貼ることで表現しました。
型紙
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