
以前「キューピーの体型の秘密」欄でキューピーは他のドールと違って腕を体側に添わせることができない(腕を横に張っているのです)という特徴を考慮して型紙を描く必要があると書きました。新たな気づき(すっかり忘れていました)は、天使の翼でした。この翼の扱い方がぴったりフィットのブラウスを製作する鍵でした。かわいくて美しいシルエットのブラウス姿を見てね。そして一緒に作りましょう!


天使のシンボル「翼」
キューピーは天使なので背中(肩甲骨の上)に翼があり出っ張っています。元原型ではこの翼をダーツで立体的なシルエットになるようにしていましたが、肩甲骨の上のダーツの扱いが面倒です。現在使用している原型は、このダーツの分量を首周り、袖周りとウェストにゆとりとして分散させています。型紙Dを使用しています。ブラウスをボトムの上にoutして着用する場合はこのままの原型でOKです。



ジャケットの下にウェストにインして着用するブラウスの場合、アウターのシルエットに影響しないようウェストにピッタリしたブラウスに仕立てたいのです。何着もブラウスを製作しましたが、ウェストのみ緩むかお腹に張り付いている状態でした。キューピーはお気に入りとまでは行きませんが目をつぶって原型Dで製作したブラウスを着用していました。ウェストがジャストフィットしない原因が翼のダーツであること気づきました。インとアウトでは着丈が違います。

天使のシンボル「翼」を考慮した型紙
ウェストにインするブラウスに関しては、①元原型Aの通り翼の位置でダーツを縫う、②原型Bのウェストダーツ5.0㎜を縫う(これより細いダーツは縫えない)、③原型Dのウェストダーツを背中心で縮める方法が考えられます。デザインに合わせて原型を使い分けすることにしました(原型と言っていいのかな。基本は元原型Aです。ダーツの処理操作が異なった原型ということです)。ダーツを縫うのは好みではないので③を採用しました。



アウターのジャケットやコートを見せるためにウェストにインするインナーブラウスとはいえ、ちょっとかわいくしたいですよね(アウターからチラッと見えるブラウスのかわいらしさも目を引きます)。ひと手間加えることで格段にステキに見えるブラウスを紹介します。


型紙もあるので作ってみてね。ブラウスの前身頃にレースを1本付ける。このレースの脇にタックを施すと更にゴージャスに見えます。


レースは首周りや裾の始末をしてからステッチで押さえても大丈夫です。型紙より大きめに裁断しピンタックを施してから型紙通りに裁断います(失敗が少ない)。
着脱しやすくきれいなシルエットを作る見返し
着脱に影響する要因として見返しの形があります。布地を最小限にしながら首周りと腕周りをきれいに仕上げるには見返しを付けると良いです。両者を個別に付けると縫い代が表に出てくることがあります。

裏地を付ける方法もありますが、ウェストジャストフィットを目指しているのでウェストに影響しない見返しを製作しました。この見返しは良い感じに仕上がりました。

型紙


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