一昨年、ママはキューピ用ドレスを製作するためにミシンを購入しました。今回はボタンホーラーを購入しました。ボタンホールを製作するミシンの附属品です。これまではボタンホールを製作できなかったので、前後身頃の打ち合わせにスナップボタンやカギホックを付けていました。かわいいボタンは飾りとして付けていました。シャツブラウスをTシャツの上に重ね、前をオープンにして着るとシャツブラウスに付けたスナップボタンが見え、ちょっとダサイなと気になっていました。ボタンホールがあればスナップボタンを付ける必要がなくなり、すっきりしたデザインになります。これで気になっていた問題は解決できます。キューピーもこれからが楽しみです。
デザイン
キューピーのためにボタンホールのある服を作りたくてというか、ボタンホーラ―を使いたくて、キューピーのコートを製作しました。
春が近いので白っぽいツイード生地を使用しました。ツイードはほつれやすいので全面に接着芯を貼り、更に総裏地付にしました。
衿はフラットカラーです。今回は上手に作れました。
コートの下には薄い生地のノースリーブブラウスとデニムを着る予定です。ボタンは半円のパールの周りに金色のトリミングがある5㎜サイズを選びました。
型紙製作上の注意点
コートなど下に服を着用する場合の型紙にはゆとりが必要です。ブラウスなど体に直接フィットする服とはゆとり量が違います。まず、下に着る服を着用した状態でウェストなど主要サイズを測っておくことです。この計測サイズを元に型紙を描きます。
小さいと重ね着できなくなります。今回はリボン付きのブラウスだったのでちょっときつそうかな。でも、ボタンホールの仕上がりもコートの出来栄えも上々です。
最初から失敗？
ある夜、段ボールで梱包されたボタンホすぐにが届きました。来た来た、と喜んですぐに梱包を解き、ボタンホーラーを取り出しました。狭い家では段ボールとボタンホーラーが収納された箱が邪魔なのでサッサと処分しました。翌日、説明書のとおりミシンにボタンホール用附属品を取り付け、ルンルン気分でボタンホールを製作。パターンやサイズなどの設定は、コンピュータ方式なので簡単だと思いました。でも穴かがりの種類5種類に応じてメス幅など分からない言葉が結構あったので、まずは言葉の意味から調べましょう。
ボタンホーラー
コンピュータ方式の設定が終われば、布をセッティングします。ボタンホールは穴をあけるのでほつれ止めと強度を兼ねて布裏には芯を貼っておきます。後はスタートボタンを押すだけです。自動でスタートし、終了すると糸切までしてくれます。チョー楽しい。ミシンの音が音楽に聞こえます。薄地のウール、リバティの薄地、ほつれやすいツイードを使ってボタンホールに挑戦しました。どれも良い感じです。では、ボタンホーラーをミシンから外して・・・・。ミシンホーラ―の収納をどうするか困ってしまいました。説明書の表紙の「注意」に「箱からの取り出しと保管」のページを読むように記してありました。ボタンホーラーの箱は収納のために廃棄してはいけなかったのです。あ～～～～。
型紙
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コート色々
