今回はダンテの「神曲」の中から地獄をテーマにhirokosamaキューピーが花嫁のドレスをまといました。ヘッドドレスも素敵です。
神曲は13世紀から14世紀にイタリアで書かれた「地獄」「煉獄」「天国」の三部作、約14000行からなる叙事詩です。ダンテは『commedia』という題(コメディのイタリア語:風刺が効いていて意味深ですよね)をつけ、その後「La divina ommmedia」(直訳すると神聖喜劇です)に変更れました。ダンテが変更したわけではなく、後世の人が名付けました。
日本には1891年森鴎外によって『神曲』というタイトルで翻訳されました。絶妙な訳ですね。タイトルは良いのですが翻訳を翻訳してもらわないとわかりません状態でした。そこで、最も読みやすいと言われている平川祐弘訳を読みました。
地獄はロート状の大きな穴(逆ピラミッドの形)があり、地獄の門から地の底まで続いています。ダンテは、現世で様々な罪を犯した人々が死後の罰を受ける場面(第1圏から第9圏まであります)を遍歴して行くのです。花嫁は存在しませんが、この地獄を代表する花嫁を想定しました。
各地獄の圏は、それぞれのドレスと一緒に紹介しますね。地獄の花嫁の型紙はこちらです。細かいパーツが沢山ありますが、好みで調整して下さい。
ショーの動画はこちらを見て下さい。