ブラジル側からイグアスの滝を独占するため(ちょっと大げさ)、国立公園内にあるホテルダスカタラタスに泊まりました。すごく素敵なホテルです。ターンダウンサービスもありました。ちっちゃな黒のボックスに入ったナッツのチョコが一つ、ベッドの枕側のダウンケットを折り返したところにおいてあるのです。タオルも全て入れ替えてあります。最高!部屋からイグアスの滝が見えます。最高!最高!ホテルより滝ですね。国立公園が9時開園でそれまで滝を楽しめるのは宿泊客オンリーなのです。一つ気をつけましょう。ジャガーの親子が出没します。暗くなったら滝に行くのは控えましょう。
次は滝を体感しましょう。ボートツアーにツアーの9.5名が参加しました(0.5がキューピーです)。ちょっと濡れるかなと思いながら完全装備で参加しました。防水パンツ、防水ウエア、防水ポンチョ、みなさん素晴らしいですね。キューピーもグリーンのフード付きレインウェアで参加しました。
ツアーの参加者でボートツアーに参加されなかったt田さんが遊歩道からキューピーたちの様子を写真に撮ってくださってました。キューピーたちのボートのみ10回も滝に突っ込み、帰りもわざと大波を作って突っ込み、全員ビショビショ(恥ずかしながら肌着まで、やだあ)。
イグアスの滝(まずはブラジル側から)は、世界三大瀑布の一つです(あとの2滝はナイアガラの滝、ヴィクトリアの滝)。乾期でもこの水量です。
ここからはガイドのK村さんの説明をキューピーが要約します。現地からレポートしていますので検証していませ。ご了承ください。
オリンピックが開催されて知っているようで知らない国です。ちょっと物知りになっちゃいましょ。
南米には12ヶ国あり、そのうち9ヶ国がスペイン語、ブラジルがポルトガル語です。その他に英語を使う植民地のような状態の地域もあります。南米を分けているのはスペインとポルトガルです。何で分けているかというと昔のトリトゼーリア議定書によります。スペインとポルトガルが経度50度で領土を分け、その後1760年マドリッド議定書により経度55度あたりに変更されています。ブラジルがポルトガルから独立するに際し重要な人物がいます。みなさんがよくご存知のフランスのナポレオンです。なんでと思われるかもしれませんが、ナポレオンがピレネー山脈を越えポルトガルに侵攻した時、ポルトガルの王族500人がブラジルに逃れ、12年後本国に帰る際長男がブラジルに残り、ブラジルをポルトガルから独立させたのです。ナポレオンがポルトガルに侵攻しなくても独立したと思いますが、独立を早めたことは確かですね。
ブラジルの飲み物といえばミネラルたっぷりのマテ茶です。南米でも特にこのあたり南で飲まれており飲み方は500年変わっていません。昔は、ひょうたんを二つに切った小さい方をコップ代わりに茶葉とお湯を入れ竹のストローを茶こしがわりに使って飲んでいました。マテ茶を大人数で飲む場合、時計回りに注いで回し飲みします。「ありがとう」と言うと充分と解釈され、お替わりの際に飛ばされるなどの習慣があるそうです。
次はアルゼンチン側からイグアスの滝にチャレンジです。