
ドール服製作教室でデニム地を使用して後リボンのサロペットを作りました。このサロペットはキューピーのかわいさを表現する頂点だと思います。キューピーをもっとかわいく見せる「究極のかわいさ」を表現できるのではないかと考えました。このサロペットのデザイン上のポイントである後のリボンとシャーリングのついて検討しました。
教室では縫製途中で混乱して迷子になり4回もほどいて縫い直しました。型紙が28パーツに分かれていて位置関係を把握できていなかったのです。今回の挑戦は、縫製技術と手順をおさらいするためにも意味があるものになったと自負しています(うぬぼれママ)。

Fashion

ギンガムチェックの生地を使用しました。デニム地より厚みが少なくシャーリングや胸の切り替えの角が作りやすいと考えました。ギンガムチェックのチェックのチェックの大きさは、1.5㎜、3㎜、6㎜がありました。今回は1.5㎜を採用しました。涼しげでかわいいサロペットに仕上がりました。


検討事項
後リボンをもっと立体的にボリュームを持たせる。手の込んだ後身頃のシャーリングを目立たせることです。
後リボンの型紙を4枚掲載しました。最終的に行き着いた型紙は⑦です。型紙をカーブさせることによって立体感をアップさせることができました。①は「かわいさ頂点」のリボンの型紙です。生地のロスが少なく、この型紙でも十分かわいいです。①と⑦の違いは型紙ではよくわかりますが、洋服に仕立てると「よ~~く比べないと分からない」程度の差しかないかもしれません。
下の写真の黄色い点線が後リボンです。写真右は型紙③です。写真左は型紙⑤です。③の方が⑤に比べると平板に見えます。⑤の型紙に改良を加えた型紙⑦を採用しました。


シャーリングを目立たせるために幅30㎜を40㎜に広げてみました。上の写真のピンクの波線を参考にしてください。幅40㎜のシャーリングはシャーリング以外の部分が見えないため、キューピーの横幅を強調してしまいました(横幅が太く見えてしまいました)。

シャーリングは下糸にはゴムカタン糸をセットします。ボビンにゴムカタン糸を手で巻くのですが巻きの強さがよくわからないので市販のテープを使いました。シャーリングを施すパーツの高さは13㎜です。この中に3㎜間隔で3本シャーリングを施すので最初は5コール12㎜幅を使用しましたが、ウェストのヨーク部分にもシャーリングを施すのでヨークとの縫い代分5㎜をプラスし、7コール(19㎜幅)のシャーリングテープを使用しました。
ドール服製作教室での作品