
裁ち出しストラップのローウェストワンピースを習いました。「先生、複雑すぎます。御容赦願います。」と叫びたくなる作品でした。授業開始より早い時間から開始し、お昼休みも返上、先生に1時間残業していただきまいたが宿題になってしまいました。デザインがかわいくて素敵なものほど手が込んでいます。


教室では、形に仕上げるだけで精一杯。縫い目や折り目などは気にせずガンガン進めているつもりでも出来上がらない。教室の先輩たちは涼しい顔で出来上がりました。「お先に失礼します。」の言葉をいつかは言いたいです。ママは泣き言を言ってますが、かわいいワンピースにご満悦のキューピーでした。


デザイン
薄手のデニム地を使った前開きのワンピースです。デザインがかわい過ぎるので落ち着いた黒色を選択しています。


ポイントは沢山あるのです。①セーラーカラー、②身頃の切り替えはパネルライン、③ローウェストのプリーツスカートワンピース、④透ける素材の長袖、⑤袖口は引きしまった感じにするためカウスを付け、


⑥ローウェスト部分に黒のベルベットのベルトと前中央に共布のリボンを付けています。特に前身頃の1本目のプリーツは身頃続き、2本目のプリーツはストラップ(ボタンを付けて目立たせています)の様に身頃に伸びている構造になっています(ややこしいです)。
製作工程で迷ったところ
スカートの行程ではどこを縫っているのか迷ってしまうほどキューピーママにとっては複雑でした。前身頃のスカート部分が2つに分かれています。まず、身頃と続いている1本目の①プリーツの裾を出来上がり線で縫ってから②プリーツをたたみプリーツ液をつけてアイロンでプレスします。

ストラップ状の2本目のプリーツは、③裾を出来上がり線で縫ってから④フラップ部分身頃側のとがった三角部分)を両端、次に⑤上側の順で折って⑥フラップの部分のみ押さえ縫します。次にプリーツをたたみプリーツ液を付けてアイロンでプレスしておきます。
2枚の前スカートのプリーツ部分を縫い合わせます。前スカートの完成です。1本目のプリーツはセーラーカラーと一続きになっているので前身頃と縫い合わせておきます。
型紙



セーラーカラー特集