美味しい温州みかんは数々あれど 、キューピーが大大大好きな長崎の「出島の華」と名付けられたみかんです。温州みかんの中で酸味が強いものは好みではありません。あま～いみかんが大好きなのです。「出島の華」がどれくらい甘いかって、最低糖度14度ですよ。
「出島の葉」
「出島の華」は、長崎県の4大産地の統一ブランドの一つです。もう一つは「長崎恋みかん」です。長崎県には「ながさき西海」「ながさき県央」「ながさきせいひ」「島原雲仙」の4産地があり、それぞれブランドみかんを作っています。4産地の指定農園で生産された糖度14度以上、酸味1％以下の厳選されたみかんです。アミノ酸も同糖度のみかんと比較すると50％増しだそうです（今回は平均糖度16度「すごい！」）。難点は、皮が剥きにくい所かな。キューピーパパが「出島の華」を食べるための皮を剥く時苦戦していて、見かねたママが剥いたものを「はい」と渡しています。
みかんの「表年」と「裏年」
みかんを食べるたびに糖度を計測し記録しています。一昨年は、気づいたら1箱全部食べきってしまっていたため、ブログに掲載する写真を撮ることができず記事を書けませんでした。昨年は、糖度14度に満たないみかんがあったので皆さんに自信を持ってお勧めできませんでした。今年は全て糖度14度以上です。なぜ、昨年がお勧めできず、今年はOKかというと、みかんには「裏年」と「表年」があるからだそうです。「表年」と「裏年」は収穫量の違いと言われますが、収穫量が少ない年の糖度は低めで品質も芳しくない傾向があるそうです。最近は、「表年」と「裏年」がないようにコントロールされているようですが、やはり自然の生き物ですから完全にコントロールはできないようです。今年は「表年」で糖度も品質も安定しています。来年は「裏年」になるので今年思いっきり食べておこうと思ってます。
植物の視点で考えてみると「表年」は豊作ですから、みかんの木も疲れて翌年は休みたいから収穫量が少ない「裏年」になる。みかんは実を付けている時に次の年の花芽の準備を進めています。木がたくさん実をつけると糖もたくさん消費し、次の年の芽まで糖を行き渡らせることができないということかな。
好きな果物
「出島の華」みかんだけではなく好きな果物が色々あります。
