今週のお題「怖い話」
落語の「饅頭怖い」じゃないけれど「カーべカイザー怖い」です。キューピーママはダイエットしているはずなのにお店に行くとあれもこれも買いすぎちゃいます。生菓子(ケーキ)も美味しいですが、焼き菓子が最高です。
しまなみ檸檬ケーキ
一番怖いのは「しまなみ檸檬のクールケーキ」というバターケーキです。バターケーキなのに「チョーさわやか」。広島に行くと瀬戸内の「しまなみ檸檬ケーキ」として檸檬の形をした様々なかわいいケーキが作られていますが、これはバターケーキなのでちょっと違います。オーナーこだわりの逸品です。主役の檸檬は瀬戸内海(しまなみ海道)の小いさな島の生産者さんから直送だそうです。とんがらない柔らかい酸味と爽やかな香りを生かすため国産はちみつに漬け1か月熟成させてものを使われているのでこの季節ならではです。檸檬が収穫できても熟成時間が必要です。準主役はバターです。檸檬を活かすためカルピスバターが使われています。焼き上がりに檸檬の薄氷のようなアイシングで薄化粧をしています(しっとり感が長続きしますよね)。冷蔵庫でキュッと冷やしていただきましょう。
クランツクーヘンクラシック
二番目に怖いのはクランツクーヘンクラシックです。フォークをケーキに入れたときは、がっちりどっしり、しっかり詰まった感が強いのですが、口の中では粉雪のようにホロホロと溶けていく感じです。フォークを通して感じる手の感触と口の中の感触のギャップが楽しめます。こちらは、カルピスのバターではなくベルギーのA・O・Pバターが使われています(日本のバターとは製法が異なるそうです。バターを製造する際の攪拌や練りこみが十分行われているものです。フランスのバターが有名ですよね。)
バウムクーヘン
三番目に怖いのは、バウムクーヘンです。ドイツが詩の組合の紋章にもなっているのがバウムクーヘンです。夏の暑さにも耐えてオーナーが一層、一層オーブンの中で回転する木製の丸い心棒に生地をかけて焼いてくださっています。このご苦労があるからこそ美味しく頂けるのですね。「ありがとうございます」。このバウムクーヘンが看板商品がなのにランキングは三番目です。三番目とはいえ、消滅するまで家族の目を盗んで何切れでも食べてしまう。
見るだけでうっとりしちゃいます。どれもダイエットには危険ですが、ご褒美として少しだけいただきましょう(1回ではなく、何かでもご褒美もらっちゃいましょう)。
キューピー好みのお菓子