キューピーのためにブーツを作りました。キューピーは、ドレスシューズ、カジュアルシューズを作り、裸足の王女様を卒業しましたが、もっとおしゃれの幅を広げるためにブーツ作りに挑戦しました。雨用の長靴ではありませんよ~~ん。
ブーツの試作
ブーツは膝まで革で覆うので脱着できるサイズに仕上げるのが大変です。大きいサイズのブーツを作れば履いたり脱いだりしやすくなりますが、足のサイズに見合わない大きなブーツは、ファッション大好きキューピーには「悪」としか言いようがありません。キューピーの足にピッタリ合ったカッコいいブーツを作るために、何足も試作品を作りました。その中から厳選したフィット型、ユッタリ型、ラウンド型の3つのパターンを紹介します。下の写真を見てくださいと言ってもブーツを斜めから撮影しているので違いが分かりにくいですね。ごめんなさい。
ブーツの製作
型紙
ブーツに必要なパーツは写真のとおりです(写真左は両足分、写真右は片足分)。
ブーツも3タイプ完成させました。つま先がまるいラウンド型。親指側と小指側のカーブを変えることによってピッタリ足に合うフィット型(足にピッタリ合わせ、着脱しやすいブーツを7種類型紙を書いて試作した結果、行き着いた一足です。つま先の形を変えることによって、ブーツを履かせる時に親指側から足が滑り込んで行く感じです)。最後はユッタリ型です。靴底をラウンド型より若干大きくしています。ふくらはぎ側の型紙の幅を広くしています。ブーツの足を入れる口の部分を広くしたということです。
これまでに作った靴