前回紹介できなかった北海道の桜です。札幌市内とちょっと足を延ばして静内二十間道路の7㎞もある桜並木を見に行ってきました。4月末は東北海道で雪を降らせる寒波が到来し、29日の札幌の最高気温は4度でした。お~~~、寒かったです。桜は氷温冷蔵されてました。ソメイヨシノは淡いピンク色ですが、紅色のエゾヤマザクラは異なる美しさを見せてくれました。
静内二十間道路
静内二十間道路の桜並木と言われても「あ~~、あそこね」と北海道の位置を把握できる方は少ないと思います。住所は、日高郡新ひだか町静内です。


馬が好きな方には日高とう地名からサラブレット「オグリキャップ」の故郷と分かるかもしれませんね。
ここの桜は淡いピンク色のソメイヨシノではなく濃い紅色のエゾヤマサクラです。花の開花と同時に葉の芽もでてきます。この芽も赤っぽいので桜並木がより鮮やかな紅色に見えます。ソメイヨシノの花だけの満開に見慣れていると「え~~、葉が出ているから満開を過ぎてる」と思ってしまいます。
葉が一緒についているエゾヤマザクラの花の満開にちょっと抵抗があるかもしれません。一本一本の木を見るのではなく視線を遠くに向けて7㎞も続く並木を見ると花の色に葉の色がプラスされて並木がくっきりはっきりとても美しく見えます。桜を楽しむ選択肢が増えました。




桜のために
この美しい7㎞に及ぶ桜並木を管理・保全するには労力と経費がかかるはずですが、入場料や駐車場料金を徴収されているわけではありません。ひだか町のまちづくり推進課や観光協会、ボランティアの皆さんが、駐車帯と歩道を確保する杭とロープを張ってくださっています。


人の安全を確保するためにロープが張られているのですが、杭の位置をよく見ると桜の木から離れたところに歩道スペースが確保されていました。この杭の位置は桜の木を守るためでもあると思われます。桜の木はフカフカした有機質の土を好むので桜の根周りを踏み固めると木が弱ってしまうからです。
老木も多いですから見る側も桜の木のことをちゃんと考えてみましょう。考えなくてお良いかもしれませんがせめてルールはちゃんと守りましょう。 花が咲く約10日間のために355日の管理運営をされている皆様に感謝です。
思いもよらない出会い
バスツアーのおトイレ休憩で立ち寄った「道の駅むかわ四季の館」で出会ったのは、恐竜と化石でした。お土産物店の右隅に恐竜のぬいぐるみがあり、2023年の札幌雪祭りでむかわ竜の雪像を見たことを思い出しました。
ガチャガチャがあり、表示を見ると本物の化石が入っていますと記されていました。キューピーは初めてガチャガチャにチャレンジしました。キューピーとママの分として1回500円×2でピンクと黄色のガチャをゲットしました。


黄色にはアンモナイトとサメの歯、ピンクにはゴニアタイトが入っていました。本物の化石を手にするのは初めてで袋から出すときドキドキしました。中生代にタイムスリップの瞬間でした。
日帰りバスツアー
札幌から静内二十間道路の桜並木を見に行く日帰り観光バスツアーがあります。今回参加したツアーの日程は、ゆっくり出発、早め帰宅を選択しました。
比較検討したその他のバスツアーです。
バスツアー例1
バスツアー例2


札幌新川さくら
札幌市内の新川沿いの自治会の人たちが中心になり、桜が植林されて30年近くたったそうです。桜の木も大きく立派になってます。今も自治会の皆さんが中心になり管理されています。28日と29日の2日間、距離は短いですがライトアップされます。ちょうど満開で素晴らしい夜桜になると思いました(キューピーは夕方から雨模様になったので地元のニュースで見ました)。




札幌中島公園の桜
この日が一番さくくて最高気温が4度でした。寒さを逃れて公園内の豊平館(ほうへいかん)のカフェでホットココアを飲みました。




さくらつながり