ディズニー映画の雪の女王のような衣装を着たrihoキューピーですが、雪の女王を模したものではありません。「Chemistry」というテーマのファッションショーの中で「雪の結晶」をイメージしてデザインした衣装です。キャーかわいい(いつもながら語彙が貧困で申し訳ありません。本当にかわいいから許して!)。
水は分子式H2Oで表されますが、温度によって状態・密度・体積を変化させます(質量は変わることはありません)。体積は液体(水)→固体(氷)→気体(水蒸気)の順に大きくなります。そのため、密度は気体(水蒸気)→個体(氷)→液体(水)の順に大きくなります(だから、氷は水に浮きます)。これは、水の場合だけの特徴です。水の分子がバラバラに飛び交い間があいている状態が水蒸気(気体)です。ひとつの水の分子はすごく小さいので目に見えません。水の分子がある程度集まってかたまりになっているのが水(液体)です。かたまりになっているので、目に見えるようになりますが集まっている力が弱いので変形します。かたまりの集まる力がもっと強くなると氷(固体)になります。キューピーには、不思議に思え化学として取り上げました。
水と氷からテーマカラーを水色・青にしました(気泡の入っていない氷に光が当たると長波長の赤色は吸収され、短波長の青色は氷の中を突き抜けて反射するため人の目には青く見えます)。水蒸気はオーガンジーのオーバースカートで、雪の結晶はスカートに付けた3枚の飾りで表現しています。この飾り部分は、 無色透明のクリアファイルを六角形にカットしキラキラパーツでデコレーションしました。クリアファイルは薄くて縫うことができる素材です。全身水色でぼやけるため濃い青のリボンをベルトにしました。キューピーの雪の女王出来上がりです。型紙を掲載してます。参考にしてください。